ベトナム人とは性格が合わないと思った理由




バンコクからホーチミンに飛び、そのまま中部のフエやダナンを経由してハノイに北上していったが、どうもベトナム人とは性格の面でいまいちしっくりこないというか、気質が合わないと思うことがたびたびあった。

これまでも東南アジアで5年ほど暮らしてきたし、タイは度々訪れてきたが、ざっくりした印象としてはベトナム人の性格はタイ人を中国化したという印象。

実際地理的にもベトナムは中国の国境と接しているし、歴史的に見ても中国の支配を受けていた時代が長く、文化圏としても近接している。

その影響を受けているということについては疑うべくもないし、気質の部分で近いものがあったとしても特に不思議はない。

ここでは具体的な出来事を例に彼らの特徴を見ていこうと思う。


ホーチミンでは妙に人がぶつかってくる

今回ベトナムの旅の起点となったホーチミンだが、ここで最初のうち感じたのは、体や鞄にぶつかってくる人が多いということ。

それに対して特に気にしている様子もないし、まして謝ってくる人は皆無。

最初はスリの疑いを持ったので警戒していたが、鞄等の中身が盗られたことはなく、単独でのスリでもなければ、一人が気を引いておいて別の人がその間に物を盗むという手口でもない模様。

ただ単に人の体に触れることに抵抗がないだけらしいが、こちらが違和感を感じるぐらいぶつかってきた。

思い返してみると、バイクタクシー等の運転手も妙に馴れ馴れしいし、物売りにしても腕を叩いてきたりするので、パーソナルスペースが日本人や一般的な先進国の人間に対して妙に狭いのではないかと思う。

実際中国においても歩いていて踵等を踏まれても謝られることはめったにないし、以前に中国のジュハイという街に住んでいた友人の話では、たまに香港に行って、足を踏まれて相手が謝ってくるのでビックリしたことがあるという。

中国本土に住んでいると、そんなことはまずなく、謝罪も何もないガサツな街で暮らしているので、すぐ近くの香港に来て相手が一言詫びを口にするだけでもマナーの違いを感じたという。

ベトナムも中国ほどではないがこれに近いガサツなところがあり、バイクタクシーの声の掛け方を考えてみても、平気で人を指さした後に手招きをしたりとか、日本であればクレームの対象になるくらいにダラけた態度で平気で声をかけてくる。

しかも無視してもしつこい。

特にハノイはその傾向が強かったように思う。

こういった特徴というのは他にもインドなどで見られるが、個人的には好きではない。


ホーチミンでの空港での出来事

ホーチミンの街の北側にはタンソンニャット国際空港があり、ベトナムでもハノイのノイバイ国際空港と並んで空の玄関口となっている。

フエのフバイ国際空港行きの国内便に乗るためにベトジェットという航空会社のチケットカウンターに並んでいた。

しばらく列に並び、次は私というところにきていったん区切られたのだが、そのあと離陸直前のハノイやハイフォン行きの予約をした人が優先的に通され始めたが、次から次に湧いて出て、どうしてこうも時間ギリギリになっている人がぞろぞろと現れるのか理解に苦しんだ。

数人程度ならわかるが、15分以上待たされる程に時間ギリギリの人が続々と現れるというのは、これまで各国を旅してきた中でもかなりの異常事態。

これがベトナム人の時間間隔なのかどうかはよくわからないが、その状態で待たされる間、ホームレスなのかよくわからない格好の男が列の最前列とチケットカウンターの間をなぜかうろうろして声をかけて回ってきた。

ただしお金や食べ物を恵んでほしいと言っている様子でもなく、誰も何かを手渡す様子はない。

そして私のところにもやってきたのだが、馴れ馴れしく何度も腕を触ってくるし、英語でベトナム語は話せないと言っているにもかかわらず、延々向こうの言葉で話してくる。

途中から面倒になって日本語であっちに行けと言い始めたが、気にする様子もない。

当然、こちらが日本語や英語でしゃべっているのでベトナム語が通じていないことは理解できていると思うのだが、それでも退散する様子がない。

度々ベトジェットの係員が横を歩いてチケットカウンターへの誘導をおこなっているので、当然その様子が目に入っているはずだが、特に注意するわけでもない。

そこら辺の管理の甘さとか、不審者が紛れ込んでも何もしないというあたりの気質も理解し難いものがある。

これがローカルレストラン等であればわかるが、仮にも警備が厳重な空港でこのようなことがまかり通っているというのはどうしたものかと思う。


接客は愛想がよく適当?

ベトナム人の性格が、ホテルやレストランの接客にはかなり向いているのではないかというのが今回の旅の感想。

比較的愛想がよく、特にホテルのフロント等はしっかりとした接客の教育も受けているらしく、ホーチミンにしろハノイにしろあるいはフエやダナンにしろ気持ちよく宿泊することができた。

ただしホーチミンの一部のバーやレストランでは、ある程度店員が忙しくなってくると、処理能力があまり高くないのか、注文の間違いや注文を紛失したのでもう一度教えてほしいと言ってきたり、会計を頼んでも完全に忘れていたりといったことが時々あった。

どちらかというといい加減に思われているフィリピン人のほうが、レストランの接客においては正確さが高いような印象は受けたが、平均的な愛想の良さという部分ではベトナム人に軍配が上がる印象。


親しくなれば、いい人達

ホーチミン在住の、日本人の知人2人に現地で話を聞いてくる機会があった。

ベトナム人の特徴として外国人に対しては警戒心があったり、身内以外には冷たかったりする一方で、心理的な意味で身内のほうに入れば同族意識が強いというか、家族や友人に対しては親切で助け合おうという気持ちが強いという。

国や政府が歴史的にも信用できず、身内や同族間での結びつきが強いというのは中国において観察される現象だが、ベトナムもどこか同じ空気があるのかもしれない。

もっとも血縁関係にはなくても友人関係になるだけで随分違うということなので、関わり方によっても印象は変わってくるだろう。

今回旅するなかでもベトナム人とは性格が合わないと感じる場面が街中では時々あった半面で、ホテルの人達はとても親切で、移動手段等の相談にも丁寧に答えてくれた。

特別この国の国民性を好きというわけではないものの、旅行をしたり、あるいは数か月間の滞在をしたりするくらいであれば特に大きなストレスはなさそうというのが今回の印象。

今回はバンコクから行ったというのと、タイのすぐ近くの国なので、そこと比べるとイマイチという印象はぬぐえないが、これは単純に比較対象であるタイのレベルが高いからともいえる。



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執筆者、伊田武蔵
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