石田ゆうすけの洗面器でヤギごはんを世界一周をした後に読んでみた

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世の中には様々な旅行の形があるもので、石田ゆうすけ氏は自転車を使って世界一周を実現した著者。

これまでの著書を見ると、「行かずに死ねるか!世界9万5000km自転車ひとり旅」を皮切りに、「一番危険なトイレと一番の星空」、「洗面器でヤギごはん」を出版している。

私も先日世界一周をしてきたが、いわゆるバックパッカー的な旅行というよりは、LCCを中心にしながら移動を行い、中級ホテルに泊まることをメインにしていた。

時々皮膚感覚を刺激するために、あえて安いホテルに泊まったり、あるいは高級なところに泊まってみたりもしたものの、ベースとしては中級ホテルが中心で、食事は基本的に現地のレストランでとっていた。

と言っても、基本的に無期限だったので、どの程度の長さになるか当初は予想がつかず、さらに言うとフィリピンの永住権の取得直前であったため、そちらの手続きが終わらないとアジアを離れることができないという、かなり特殊な条件が付いていた。

その状態でしばらく東南アジアを周った後でオーストラリアに飛び、ケアンズからグレートバリアリーフに移動したり、シドニーやメルボルンへ足を伸ばしたりした。

そして再び東南アジアに戻ってから、フィリピンの永住権の手続きを完了して、ヨーロッパに飛んだ。

最初はロンドンやポルトガルといった、ヨーロッパの中でも西側にある国を訪れ、そこから一気にライアンエアーで東欧に飛んで、ポーランドのクラクフを基点にして、スロバキアやチェコといった東欧の国に行って、そこからドイツに移動し、カナダ、アメリカと北米を横断することになり、最終的にはバンクーバーから東南アジアに戻ってくることになった。


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「洗面器でヤギごはん」の旅のスタイル

こういった旅と、石田ゆうすけ氏が、洗面器でヤギごはん等の著書で書いていたような自転車での旅というのは、当然ながら全く違う。

私も以前にヨーロッパについては、自転車で旅をしたいと思ったことはあるものの、正直なところそれ以外の地域を自転車で巡りたいとは思わなかったし、特にアジアについては、治安の問題や道が悪いといったこともあるので、自転車で周ろうと思ったことがなかった。

例えばマレーシアに住んでいたことはあったが、2年間生活する中で、ほとんど自転車が走っていないことも見ていたし、道が突然陥没していたり、自転車乗りに全く優しくない道路設計になっていて、あくまでも自動車が優先のため、非常に危険であることも知っていたため。

マレーシアとフィリピンで合計3年暮らしていたので、東南アジアの料理には飽き飽きしてしまい、アジアにいる間は極力ローカルフードを食べたくないという思いもあった。

これに対して、石田ゆうすけ氏は現地での生活に溶け込んでいるので、他人事として見るにはとても興味深い。

世界には、虫を食べるとか、日本人の衛生感覚からは信じられないようなところがあるし、残念ながらそういった環境や風習には、私は全く馴染めないと思う。

バックパッカー的というか、冒険者的な旅は、個人的には全く向いていないが、そういったところに果敢に挑戦していく石田ゆうすけ氏の旅行記は、また違った旅の側面を見ることができて面白い。

旅には色々なスタイルがあるし、目的やテーマを決めれば、それに応じて新しく見えてくるものもある。

私の場合、先日の世界一周旅行は、今後の移住先や生活の場を探すことに焦点をあてていた。

逆に言えば、快適な場所で生活するためには、どのような選択肢があるかを探るのが旅の目的だったので、無理矢理ローカライズするとか、そういったことはあえて外した。

そのため、ゲテモノのような食事をすることはなかったし、あえて危険をおかすような行動もしなかった。

今回、石田ゆうすけ氏の著書を読んでみて、改めて自分の旅のスタイルを確認することができたし、人の行動を知ることによって選択肢が広がったり、あるいは逆に自分の行動に確信を持てたりとか、そういったこともある。

貧乏旅行とか、バックパッカーがいかに安宿を渡り歩きながら、世界一周や海外旅行をするかというテーマの著書やブログは比較的多い。

石田ゆうすけ氏の場合は、単なる貧乏旅行ではなくて、自転車で、しかも7年以上かけて世界一周をしたということなので、その点が際立っていて、特異な点となっている。


次に読みたいのは真逆のタイプの旅の話

今後読みたいのは、貧乏旅行とは真逆に位置する豪華旅行の話。

贅を尽くした旅は予算の問題でできる人が少ないので、なかなか事例自体が少ない。

貧乏旅行であれば、時間さえあればお金がなくてもできるわけなので、ある程度の興味や行動力と時間さえあれば実現は可能。

実際に大学生が世界一周をするとか、そういった話はよく聞くし、東南アジア等の物価の安い国を中心に旅をするのであれば、それほどお金のかからない時代になった。

しかしながら、のんびりと高級ホテルやパラドールを泊まり歩きながら世界を一周するとか、そういった場合であれば、当然ながら潤沢な資金と時間の両方を満たしていなければいけない。

そういった人の中で情報発信をしているとなれば、自ずと人数が絞られすぎて、情報が不足するのは仕方のない話。

しかしながら、そういった世界をつぶさに観察することによって、見えてくるものもあるはず。

これまで起業家や経営者で人並み以上の成功を収めていて、いわゆる富裕層やお金持ちと呼ばれるような人たちと一時的に旅を共にしたり、あるいは自宅に招待されたこともある。

しかしながら、彼らが長期的にどのような旅をしているかはわからず、あくまでも一端を垣間見ただけ。

そういった意味で言うと、貧乏旅行と対になるそういったスタイルの旅の様子も知っておくことで、さらに世界が広がるのではないか。


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