夏祭りで下駄の鼻緒が切れるシーンは映画や小説でも多いが、そこから男女の恋が進展する展開は、お決まりのパターンの一つになっている。
しかしながら、これは下駄を履いているのが女性の場合に限られるわけで、残念なことに、私の室内用のサンダルの鼻緒に当たる部分がが、ポーランドのウッチにあるAmbasador Centrum Hotelの中で唐突に切れた。
丹念に調べても修理できる状態ではなく、どうにもならないことが判明した時には、何も色っぽい展開はなく、ただ新しいサンダルを買いに行くという選択が生まれただけだった。
このサンダルは、クアラルンプールのタイムズスクエアで買ったもので、エドウィンのロゴが入っていた。
パングラオ島にも履いていったので、何度かサンダルごと海に入ったりもしていたし、多少の思い入れがあったが、底が薄いので町歩きには適さず、バンコクに行ったらもう少し歩きやすいサンダルを調達しようと思っていた矢先、ウッチで力尽きる結果となってしまった。
結局、右足用のサンダルがどうにもならないので、ワルシャワを経由し、バンコクに戻るタイミングを待たずに、買いに行くことにした。
とはいえ、ウッチのどこら辺に売っているのかイマイチよくわからず、マヌファクトゥーラというショッピングモールに向かうことにした。
ウッチのマヌファクトゥーラへ
マヌファクトゥーラ以外にも、ウッチにはショッピングモールがあるらしく、先日はたまたまギャラリアLODZKAというショッピングモールも見かけた。こちらはスーパーマーケットのTESCOが地下に入っている。
今回は、マヌファクトゥーラに行ってきたわけだが、ここの靴屋で無事に新しいサンダルを入手することができた。
私の場合、足が大きめなのでサイズがあるか若干心配だったが、さすがにそこはポーランド人の体型に合わせて売っているわけで、42とか43とか44とか、そのくらいのサイズが標準となっていたため、むしろ大きすぎるものがあるくらいだった。
ここら辺はやはり、東南アジアとはそもそも人の体格が違うので、心配は無用だった。
マヌファクトゥーラの中には、F1の展示があったり、各種のレストランが入っていたり、入口の所でイチゴの量り売りがされていたりしたが、量り売りは1kgで5.79ズオティーということだった。
つまり、1kgだいたい200円ということになり、私は500g買ったが、約100円という破格の安さだった。
ここら辺はやはり、ポーランドの食品の安さを感じるところ。
そしてそこからホテルに戻ることになったが、もうすでにウッチも多少は土地勘が付いているかと思い、地図を忘れても取りに戻らずに、そのまま気にせずホテルを出たのが間違いだった。
ミディオノワという通りを見つければ、後の道順は簡単にわかると高を括っていたが、どうやらそこをいつの間にか通り過ぎてしまったようで、いつまでたっても辿り付けず、延々歩き回るはめになってしまった。
おかげで食事も済ませて、7時過ぎにはマヌファクトゥーラを出ているにもかかわらず、Ambasador Centrum Hotelに戻れたのはようやく8時半を回ったところだった。
ウッチは基本的に碁盤の目状に町が広がっているので、道は比較的わかりやすいが、それでも道に迷うとは少々予想外だった。
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