7月23日よりバンコクのコロナ対策の規制強化が決定

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このところバンコクの新型コロナの感染者数の増加が止まらず、
1日1万人以上の新規感染者数が続いている。

タイCOVID-19状況管理センター、
the Centre for Covid-19 Situation Administration(CCSA)が
2021年7月22日の発表したところだと、
陽性者が13,655人出ている。

バンコクでは病床数が逼迫しており、
新型コロナに感染しても自宅療養を
余儀なくされる事例も出ている。

また、在タイ日本人でも死者が出ており、
いよいよ他人事ではなくなってきた。

一方、ワクチンを1回でも接種した人は
タイではおよそ16%、
2回接種した人はおよそ5%と低調な上、
ワクチンの確保にも暗雲が広がってきた。

今後はワクチン接種のペースも落ちてきそうだ。

外国人のワクチン接種については、
60歳以上の人限定で登録が開始となったばかり。

バンスー中央駅の中央ワクチン接種センターで行うらしいが、
広くワクチンが行き届くには時間がかかりそうだ。



このような状況において、
まず昨日の7/21から
原則としてバンコク発着の飛行機の国内便は
運行が停止となった。

さらに、バンコク都告示第38号により、
明日7/23よりバンコクの規制が強化される。

具体的には公園やスポーツ施設、
美容院やネイルサロンなどが閉鎖される。

美容院は昨年2020年にも一時期閉鎖されており、
頻繁に切りに行かなくて済むように髪型を変えたが、
ささやかながら今回も功を奏しそうだ。

そして、個人的に懸念事項だったのが
コンドミニアムの共有施設。

特にプールとガーデンは屋外施設だし、
実質的に感染リスクが極端に低いので開放しておいてほしかったが、
7/23から8/2まで閉鎖とコンドミニアムからLINEで連絡が来た。

タイは海外では珍しいLINEの利用率が高い国の1つだが、
このような連絡もメールではなくLINEで来る。


こうして明日からは少々不便な日常がやって来ることになった。

なお、違反者には罰則も設定されており、
感染症法によって1年以下の禁錮、10万バーツ以下の罰金の
一方または両方。

また、非常事態令により、
2年以下の禁錮、4万バーツ以下の罰金の一方または両方。

ひとまず8/2までが規制期間と告知されているが、
その期間までに状況が劇的に改善されているとは
考え難いのが厳しいところ。


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