ブダペストから小一時間かけて、センテンドレまでやってきた。
センテンドレはアーティストが多く住む町で、住人の10人に1人がアーテイストという話もあるほど。
もちろん副業としてやっているような場合も含めてではあるが、驚異的な数字ではある。
特に急ぐ旅でもないので、センテンドレに3泊することにした。
しかしながら、観光資源が豊というわけでもなく、日帰りでビシェフラドやエステルゴムと合わせて手早く周って済ませてしまう人が多いのもうなずける。
まずはセンテンドレの駅の近くのホテルから、ドナウ川沿いに歩いていった。
途中は公園やテニス場があり、簡単な運動器具なども設置してあって、住人が健康的に生活できる下地が整えられている。
ドナウ川が遠くで右側に曲がるのが見えてくると、左手には町が見えてくる。
センテンドレの中心部へ
町の中に入っていくと、さすがに芸術の町だけあってアートギャラリーがいくつもあるし、クリスマスミュージアムとか、手製のガラス細工やレースの刺繍の店などが立ち並んでいる。途中でセントラムというジェラットリアに入ったが、ここはジェラートが大量に並んでいて、26種類ぐらいあった。
その中でアップルパイとウイスキークリームのジェラートを頼んだが、これはとても美味しかった。
元々東欧はジェラートが安くて美味しいが、この店はジェラート一つにつき、220フォリント。
これはブダペストの中でも特別安いわけではなく、安いところであれば150フォリントを切るような店もブダペスト市内にあるので、若干高め。
とはいえ、ブダペストの中でも中心部であれば300フォリントぐらいはするので、そこよりは随分良心的な値段。
そして、1つのジェラートの量が多いので、十分すぎるほどのお得感があるし、他にも定番のティラミスやレモン、ベリー系のフレバーはもちろん、ウォルナッツやチョコとザクロのジェラート、梨やチェリーなど様々な味があるので、きっと明日も足を運ぶと思う。
そのセントラムを後にして、この町の中心になっている中央広場を訪れたり、丘の上に上ったり、アクチーブ画廊やエルデース画廊、アートユニオ画廊、ミューヘイ画廊などの絵を眺めたり、アートミルやゾーベルベーラ美術館に寄ったりしながら時間を過ごしたが、実質的に散策に要した時間は1時間半ほどで、最低限の観光は、あっというまに終わってしまった。
ただし、夕方になると人が激減して、夜7時ぐらいになると町中のレストランも半分以上は閉まってしまう。
そんな閑散とした旧市街の町並みをのんびりと歩きながら、センテンドレを楽しむのも乙なもの。
昼間は人が多くてガヤガヤしているが、まだ陽が暮れる前であるにも関わらず、静かになった町をのんびりと歩くのもいい。
帰りは数少ない開店しているレストランで、ハンガリー名物のゴーラッシュと、プルーンやチーズを鶏肉に詰めてベーコンで巻いた料理、そして、ホットワインを飲んで、ホテルに戻った。
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