マレーシアではジムやプールがコンドミニアムに併設されていることは珍しくなく、他にもreading room(読書室)やサウナ、ゲームルームが用意されていることもある。
この数週間、コンドミニアムのプールサイドに何かの建物の土台が作られていった。
大きさ的には小屋のレベルだが、作りは木造の粗末なものではなく、しっかりしている。
何が完成するかの告知はなかったが、最初はプールサイドに屋根だけの休憩スペースでも作っているのかと思っていた。
徐々にできていくと、小ぶりな建物の姿を示していった。
マレーシアの他の物件にサウナが付いていたので、この段階ではサウナを作るのかと思っていたが、ある時にトレーニング器具を運びいれているのを見て、スポーツジムであることに気付いた。
明らかにスポーツジムであることが分かるようになった頃、コンドミニアムの掲示板に中国語と英語で、スポーツジムが開く旨記載された張り紙が貼られていた。
せっかくなので、使用してみることにしたが、なかなか充実している。
器具の数が多くはないが、多用途に使えるトレーニング器具が多いため、一通りのトレーニングはできるようになっているようだ。
トレッドミルやエアロバイクはもちろん、アブドミナルやアブクランチ、チェストプレス等が配置されている。
マレーシアの中でも、ジョホールバルは不動産価格の上昇が激しい街。
その中でも付加価値を付けようとする試みが見て取れる一件だった。
バンコクだとゴルフのシミュレーションの機械が設置されているコンドミニアムも見かけたので、それに比べるとマレーシアはまだ工夫の余地はありそう。
今回のスポーツジムの他にも、同時期にプールに付属する形でのジャグジーの設置、建物のリペイントが行われた。
住み始めた時に比べると、明らかに付加価値が増しているので、更新の際には大幅に家賃が上げられてしまうのかも知れない・・・。
ただし、マレーシアでは供給過剰なほどにコンドミニアムが建設中で、人手が足りないのでインドネシアから労働者が派遣されているほど。
そう考えると、過当競争に打ち勝つために付加価値としてジムを作ったり、建物の外観を新しくしているだけの可能性も。
このあたりの需給バランスも、契約更新の際には面白い見どころになりそうだ。
ちなみに、隣国のシンガポールに住んでいる知人の話では、向こうは家賃の上昇スピードがマレーシアよりもはるかに速く、大家がブラフではなく本気で5割の上昇を求めてくることもあるらしい。
土地が少なく、経済力が上がっているシンガポールの不動産事情は底知れない。
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