マレーシアのジョホールバルに暮らして1年半近くがたった。住んでいるコンドミニアムのそば、パーマスジャヤ地区のJUST WANT COFFEEから徒歩3分ほど、セブンイレブンの近くのこれまでは空き地だった場所に、小さな観覧車があった。もう1年以上前から、ただの空き地だったはずだし、見落としていたわけではないはずだ。
最初はマレーシアデーが近いため、その関連の催しかと思ったものの、関係ないらしい。
特に人が集まっているわけではないし、ただ置いてあるだけのようにも見える。オープン前の準備なのか、単なる資材置き場のような位置づけなのか、なんとも言えなかった。
数日後、ヒーキャオミーという麺料理を食べた後、夜にその場所を通りかかった。すると、電飾が光り、遊園地として営業していた。せっかくなので、中に入ってみると、観覧車やメリーゴーランド、カート、射的などがあった。
空き地ぶりが完全に整備されているわけではなく、そのまま遊具を置いただけの遊園地。
やはり移動式の遊園地なのか、それぞれの遊具は古かった。近づいてみると、なかなかシュールな外観に見えるほどに古い。そして、すべての規格が小さい。
3階建てぐらいの高さの観覧車
子供達はちらほら見るのだが、誰も観覧車には乗ってない。大人の目から見ると、あれは観覧車というよりも、業務用の簡易エレベーターか何かに見えるので、どうも夢を感じられない。
かつて、ヨーロッパを旅行している時にもこのような移動式遊園地は見かけたが、周りの環境が異なると雰囲気が変わってしまう。何しろ、ジョホールバルのこの遊園地があるのは、周りが地味な住宅街の広がる熱帯気候の環境。どうも映えない気がする。それ以前に、近づいて見た時の、それぞれの遊具の古さも気になる。
中に入るとそんな感じだが、それでも夜に近くを通ると何だかほほえましい。そして、やはり昼には誰もいない。柵もなく立ち入り自由になっているが、スタッフもいない。
知人の話では、非公式なギャンブルを大人がするための隠れ蓑ではないかとのこと。実際、奥の方で妙に大人ばかりが密集しているテントのようなものがある。
さすがにこの程度の偽装でごまかせるとは思えないし、そもそも巧妙にごまかしすぎれば人が集まらず、しかし警察には知られたくないと考えると無理がある気がするが、警察に話が通っていることはありえそうな話。なにしろ、ここはマレーシアなので。
移動式の遊園地というのも、常設では認められないが、期間限定なら内密に許可(黙認)するという警察との駆け引きの結晶なのだろうか?
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