香港から日本にきてだいぶ冷え込んだあと、オーストラリアに移動したが、都市によってだんだんと空気が冷えていくのがわかった。
ケアンズは比較的暖かかったが天候が不順で、毎日晴れ間と雨が混在していた。
いかにもケアンズの治安が悪そうという印象はないものの、人気がない場所に来ると少々薄ら寒さを感じる雰囲気がある。
そこからシドニーに移って、毎日晴れているのは奇跡のように感じたが、だいぶ冷え込んでいることを感じた。
さらにシドニーからメルボルンに移動すると、また一段と朝晩の寒さが際立つようになって、特に朝は今までと同じ格好で歩いていても、しばらく歩いて体が温まるまではかなり寒い思いをした。
こんな感じで気候が変わっていった上に、基本的にオーストラリアで過ごした日々においては、通常では考えらないぐらいによく歩いた。
歩くのが心地よいオーストラリアの秋
私はこれまで3年間東南アジアに住んでいたので、基本的に昼間は暑くて、出歩くことを最小限に抑えている。それに対してオーストラリアでは、今の時期がちょうど秋から冬に移行していく時期ということもあって、多少歩いたところで汗をかくということがまったくない。
そういった気持ちのいい気候であることも手伝って、シドニーのハイドパークやメルボルンのキングス・ドメイン、クイーン・ビクトリア・ガーデン等をよく歩いていたが、多い日は1日に3時間ぐらい歩いていたことになる。
これだけの時間を東南アジアの屋外で過ごすことはなかなか厳しいし、それだけ精力的に動き回ることは、普段の習慣の中にはまずない。
そういった運動量の問題もあるし、気温差の問題もあるので、ある意味でいうと体調を崩すのは予定調和的というか、考慮の中に入っていたものの、実際には1度も体調を崩すこともなければ、特にその兆しも見えなかった。
不思議と体調は良好
どちらかというと体調は絶好調で、多少の足の筋肉痛はあるにしても、決定的に頭が痛くなるとか、もしくは胃が荒れるとか、そういった問題はオーストラリアでは起きたことがない。これは当たり前のように思えるかもしれないが、私のように体調を頻繁に崩す人間にとっては、かなり斬新なことだった。
逆に言うと、ここからまた暑さが戻ってきたところで、ほっとして疲れがでて、一度体調を崩すのもありがちなシナリオ。
そういった意味で、オーストラリアの次に訪れるジャカルタでは多少寝込んでも仕方がないと思っているし、そうならなければ、できるだけこれからも運動を継続的に続けることによって、身体に徐々に負荷を与えていこうとは思っている。
しかしながら、そういった考えはこれまで何度も中断してきてしまっている。
その原因は単純で、途中で体調不良になることにより、風邪のぶり返しを防ぐことも含めて、かなりの期間がブランクとして費やされ、そして体力が落ちたところで次のトレーニングを始めて、再びどこかで体調を崩して、また体力が落ちて、ということの繰り返しになってきた。
今回ジャカルタに行ってから、どのように体調が推移していくのかは見所だが、今後数か月に渡って、一度も寝込んだりしないという奇跡のような展開は、期待していない。
しかしながら、ここで気になるのは、オーストラリアの気候とか、あるいは空気の綺麗さといった要素が体調不良にならなかった要因の一つになっているのか、それとも単なる偶然なのかということ。
気温や空気の綺麗さは、当然ながら体調に関連してくるわけなので、もしこういったところが体に合っているのであれば、今後移住先を選ぶ上でも重要な指標となる。
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