初めてセブに来た時、ITパークの近くのホテルを探していたら、タクシーの運転手が、そのホテルの場所を知らずに、たまたま道を聞いたのが知暮里という店のガードマンで、そこで食事をするわけでもないのに親切に道を教えてくれた。
そんな縁もあったので、後日知暮里で何度か食事もしている。
セブは和食レストランがいくつもある街で、マニラほどでないにしても、かなりのバリエーションがある。
例えば、昨日はマンダウェイのフォーチュナーストリートにある居酒屋のんきに行ってきた。
居酒屋といっても別にお酒を飲んできたわけではなくて、ランチを食べに行っただけ。
ここでは、刺身と鉄板焼きの定食を食べて、デザートにマンゴーアイスをいただいた。
他にも刺身と麻婆豆腐とか、日本で言うと若干雑な組み合わせというか、ちょっと違和感があるようなところがあるものの、海外生活が長くなってくると、そういった細かいところはあまり気にならなくなったし、美味しい日本食が食べられる喜びの方が先に立つ。
この、フォーチュナーストリートには、他にもいくつか和食レストランがあって、例えば以前に行った味源もその一つ。
ここは、かなり手頃な価格で、庶民的な店となっている。
庶民的というのはあくまでも日本人の感覚なので、セブの一般的な住民にとっては、かなり高級店という位置づけにはなる。
同じ通りに神楽という店があるが、ここはかなりネットが早い。
以前に宿泊をしていたホテルのネットが通じなかったため、神楽に昼と夜に食事に行って、その時にwifiにつなげて仕事を済ませていた記憶がある。
一力茶屋も同様に、このフォーチュナーストリートに面している。
ただし、この通りは今現在大々的に工事中で歩きづらいので、徒歩で行くのはなかなか厳しい。
もし仮に行くのであれば、タクシー等の交通手段を使って行くことをお勧めする。
さらにここを南下していくと、Jセンターモールという大きなショッピングセンターがあり、その中に入っているシューマートというスーパーでは、無糖の豆乳が売っていた。
これは以前にマカティで暮らしていた時に、ランドマークというショッピングモールの地下で買っていたのと同じもの。
海外で砂糖が入っていない豆乳を見つけるのはかなり難しく、うれしくて思わず4本も買ってしまった。
他にもこの近くであれば、ITパークに行く途中に悟空という居酒屋もある。
こちらもランチメニューがあって、食べ放題のメニューが昼と夜の両方で用意されている。
これ以外でも、麻布とか、筑前屋とか、般若とか、色々な店がセブにはあるので、食べるのには一見すると困らないようではあるものの、実際問題としては、セブは渋滞の影響もあって移動が面倒なので、宿泊しているホテルによって訪れる店はかなり限られてくるのが実際のところ。
また、すべての店で日本人オーナーがやっているわけではなくて、銀座という店は中華系の資本が入っているらしいし、実際味つけもそちらに合わせたものになっているので、セブの人に気に入られるようにかなり甘目になっているといった話も聞く。
というわけで、必ずしも和食レストランだからといって、日本の味付けがしてあるとは限らないので、この点は注意が必要。