マレーシアの友人がデング熱に


マレーシア移住仲間の友人がデング熱にかかり、
39度を超える高熱にうなされていたらしい。

すでに微熱のレベルまで下がったようなので大事には至らなかったが、
蚊の多い南国においては重要な問題。

海外に定住する場合、日本では珍しい病気もあるので。



ただ、今回の友人もデング熱にかかっても普通に治っているし、
そもそもその土地特有の病気になることもまれ。

実際、私も体が人より弱いのに
特にマレーシアやフィリピン特有の病気になったことはない。

普通に風邪を引いたり、偏頭痛に悩まされたりしているだけで、
日本にいても同様の状態が続くどころか、
むしろ季節の変動によって症状は悪化する。

それを考えると、海外定住は体にとって負担が小さくなっている。

移住前に予防接種をして準備万端ということもなく、
そのままやって来てしまっても大きな病気は経験していない。



季節感がないというデメリットはあるものの、
そこまで普段の暮らしの中で季節を感じていたかと考えると疑問も残る。

日本に住んでいた頃は、桜が咲いても花粉症の時期だったので
マスクをしながら河沿いの桜並木の道を歩いたぐらいで、
たしかに花が散る時期の美しさは見事なものの
レジャーシートを広げて花見をしたりはできなかった。

目のかゆみや鼻水でそれどころではなかったので。

桜が咲かなくても、
年中代わり映えのしないナシレマを食べているだけでも、
花粉症が発症しないのは本当に楽。


梅雨のジメジメした湿気や
夜になっても気温が下がらない真夏の熱帯夜は
単なる苦痛でしかなかったので、
季節がないのは特に苦にならない。

気が向いたらベストシーズンを狙って日本へ旅行することもできるし。

もはや帰るというよりは立ち寄る感覚になったし、
やはり自宅がある国こそが帰る場所なのだと感じる。


たしかに生まれ育った国は文化の面でもしっくりくるし、
国民性も性に合っている。

ただ、そこには窮屈さがあるのも事実で、
心からリラックスできるわけでもない。

デング熱と関係のない話にはなったが、
案外アジアは安全ということ。

ただし、蚊はデング熱以外にもマラリア、チクングニア熱、ウエストナイル熱等の
様々な病気を運んでくる疫病神。

念のため蚊には要注意。


いざという時は先進国と変わらない治療を受けられる病院もあるので、
その点においても申し分ない。

さすがに病気になってから探すのでは遅いので、
海外に定住する場合には元気な時に病院を見つけておく必要はある。

その準備さえ怠らなければ安心度はかなり高いと言える。

たとえば、クアラルンプールなら日本語が通じる病院もあり、
Gleneagles HospitalやKPJ Damansara Specialist Hospital、
HSC Japan Clinic、GLOBAL DOCTORS等。


Gleneagles Hospital
アドレス:286 Jalan Ampang,50450 KL


KPJ Damansara Specialist Hospital
アドレス:119 Jalan SS20/10, Damansara Utama,47400 Petaling Jaya, Selangor


HSC Japan Clinic
アドレス:5-1, Menara HSC, 187 Jalan Ampang


GLOBAL DOCTORS
アドレス:No.18, Jalan Kiara 3, Mont' Kiara, 50480 KL


自宅からの通いやすさも考慮して、
元気な時にこそ下調べをしておきたい。


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