公文がマレーシアにも広がっている


マレーシアのルックイースト政策で日本の教育システムが注目されたのか、
公文がマレーシアにも進出している。

しかも大きな街にあるだけではなく、
ジョホールバルのパーマスジャヤ地区にある
ローカルレストランや小さな電気屋が並ぶ道にも
2階に教室があるほどに根付いていた。

あんな立地では生徒が集まりやすいとは思えないが、
そこまで根付いているということなのか。

参考:BIZLAB Magazine、マレーシアの学習塾・予備校業界


日本にいると詰め込み型教育の欠陥が強調される事が多いし、
欧米式の思考の過程を重視する教育が崇拝されたりもする。

その一方で、公文やそろばん、フラッシュ暗算などが
海外では注目されているという事実も。

不思議なもので、国内外でだいぶ評価が分かれている。



ちなみにマレーシアでは2か国語を話せる人が珍しくない。

マレー語がメインで、プラスアルファで英語か中国語を話せたり、
さらに日本語等の外国語を学ぶ人も。

3ヶ国語を話せる人もいるものの、
それでも賃金は日本人の初任給レベル。


言語を覚えただけでは稼げないことは、
こうした事実を見てもよく分かる。

英語が話せる役に立たない人になったところで、
日本人がこれから先生き抜いていけるかは疑問。

むしろ専門分野の力を身につけなければ、
国際化の波に飲み込まれて賃金水準は引き下げられるだけ。

英語で自己啓発をしておけば将来安泰というのは、
しょせんは英語の学習環境を提供するスクールや教材販売者の
都合のいい情報操作ではないかと思う。

私のように海外に出ても片言の英語で生活していけるし、
重要なのはビジネスを成り立たせること。

その意味では、思考や仕組みづくりの力のほうが
語学力よりもよほど重要なのかもしれない。


そのために公文がどの程度役に立つのかは分からないが、
ある程度までは脳の体操になりそうな気がする。

論理的思考を培うことができるのは
万国共通で強みにつながってくることは間違いないので。


もっとも、日本の公文式がマレーシアで正確に伝わっているのか、
その点については調べていないので不明。

ひょっとしたら別物になってしまっている可能性もある。


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