マカティのアヤラ通りを東へ進み、グロリエッタへ。
今日は和民に行ってきた。
すぐ近くには銀座梅林や山頭火もあり、
かなり本格的な日本料理が食べられる店が集まる一角。
ランチタイムに行ってきた感じでは、
フィリピンの和民は過酷な労働をスタッフに強いている感じはしない。
そもそもお国柄の関係で、
必死に働く文化があるわけではないので、
それを要求することがムダな気もする。
しかも元々の人件費が安いので、
サービス残業等をさせなくても利益は出せる。
フィリピンだから顧客単価が下がるのではという疑問もあるが、
抹茶パフェが450円ほどしたり、
現地にしては高級に分類される価格設定。
売上が日本より多少下がっても、
人件費が8分の1ほどになっているわけだし
利益の額は大きく増すことになる。
マカティはフィリピンでも高級エリアに当たるので、
高めの価格設定をしても来客は見込める。
事実、和民にも人は入っているし、
周囲の同価格帯の店も盛況。
フィリピンの平均所得は決して高くないが、
景気の良さを感じさせる一面がある。
ということで、前回食べたジンギスカンも捨てがたかったが、
今回は卵とベーコン付きのハンバーグを注文。
日本で食べるのと変わらない味を楽しんだ。
和民も各国に進出しているが、こうしたチェーンは多い。
これからもどんどん進出先を増やしてほしいと思う。
その方が海外生活が圧倒的に便利になるので。
その際は顧客設定を日本国内とは変えられるし、
利益率が大幅に改善することも少なくないという。
日本食に憧れを持つ国は多いので、
企業にとってもチャンスがあるのは間違いない。
国内で限られたパイを死に物狂いで奪い合うよりも、
海外進出して未開拓な市場に手を伸ばしたら
面白い展開ができるのではないかと思う。
なお、グロリエッタにはワタミの他、
MU Noodle Bar、とんかつ新宿さぼてん、HEAVEN & EGGS、
上海小館、Jade Garden、山頭火等がテナントとして入っている。