移動手段に不安を覚え続ける旅



飛行機の移動であれば、事前に予約をしておかないと乗ることができないので、日時は事前に予測が立つ。

もちろん天候等によって欠航したり、あるいは遅延したりといったこともあるので、100%確実というわけではないものの、ある程度先が読める旅ということになる。

これに対して、ローカルの電車やバスを乗り継ぐ旅は、これからどうなっていくのか、かなり不透明になってくる。

実際、私はマレーシアのイポーにクアラルンプールから行ってみたのだが、電車の本数が少ない上、予約をしていなかったので、当日になって乗れない可能性も十分にあった。

問題なく到着すれば昼過ぎにはイポーに着くものの、その日のチケットがすでに売り切れであったり、あるいは以前に見た時刻表がすでに過去のものになっていて、電車に乗れなかったりすればもう1日クアラルンプールで過ごさなければいけなかった。

こうなってくると問題なのはホテルの予約で、どちらの町で宿泊するのかわからないので、その段階では予約を取っておくことができない。

さらに言えば、イポーからペナンに行く時にはもっと情報が少なくなって、結局はホテルで話を聞いてみたものの、インターネットで出ている情報と時刻表が全く違うので、結局は電車を使うことを諦めて、本数が多いバスで移動することにした。

この場合も出発時間や経路が不明だったので、やはりホテルの予約にあたって困惑した。

結果的にペナンについては1泊だけホテルの予約を取っておいていこうかと思ったが、最終的にそれはやめて、ホテルの密集地がどこであるかということだけを調べて、現地で探すことにした。


ペナンに無事到着

結論として言うと、イポーからペナンへは1日で行くことができたし、移動時間は2時間ぐらいで済んだ。

しかしながら、3時間ほどバス乗り場で待つことになってしまい、しかも途中で昼食を取りに出なければいけないとか、かなり面倒なことがあった。

というのも、私がバス乗り場に到着して30分足らずで出発するバスがあったものの、もうすでに満席ということで、次のバスを待たなければならなかった。

バタワース行きのバスは次が3時間後になってしまうという問題があったので、手持無沙汰な時間が生じてしまったし、かと言ってリラックスして過ごせるのかというと、荷物もあるのでそういうわけにもいかない。

しっかりと目を光らせておかないと置き引きにあったりする可能性もあるので、海外だとなかなかゆっくりとして過ごすこともできないので、ここら辺は厄介な問題だった。

今後も国内移動を積極的に行っていくとなれば、こういった問題はつきもの。

いちいち飛行機に乗るのも、空港に着く時間を厳密に計算しなければいけないし、なんだかんだ言って空港まで行く労力というのもかかるので、バスや電車が使えるのであれば、そちらの方が気楽であるということもある。

しかしながら、情報が少ないために何時に行けばいいのかもわからず、下手をすると満席等で移動ができないということもある。

以前にマレーシアのマラッカからジョホールバルに移動しようと思った時にも、もうすでにチケットが売り切れていて、夜中の便しか残っていなかった。

その時は、たまたまチケットを払い戻したいという人がいて、その人と交渉をして買い取らせてもらうことで事なきを得たが、こういった問題がバス移動には付きまとうので、そこら辺はかなり頭の痛い問題となっている。

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