台湾での家の探し方【日本語しか話せない人向け】


中国語が話せない人にとって
台湾での家の探し方はどんな方法がベストか?

今回は、このテーマについて。

私自身、中国語がまったく分からない状態で
台湾中部の街、台中に移住した。

マレーシアでは英語で部屋探しをして契約もしたが、
あまり英語が通じる国ではない台湾では
中国語ができないと厳しい。

台北や高雄で現地系の不動産会社にも入ってみたが、
翻訳アプリを使ってやり取りはしてくれるものの、
スムーズな意思疎通は期待できない。

部屋を借りたあとで
エアコンの故障等のトラブルがあった場合、
的確なサポートを受けられるのか疑問が残った。


自ら部屋探しをする方法として、
591というサイトを利用する手もあるが、
この場合も大家さんとは自力でやり取りすることになるため、
やはり中国語が必要。

自分自身が語学力がなくても、
間に入ってくれる友人等がいるのなら
591を利用して不動産会社への仲介手数料を
節約する手はたしかにある。

ただし、台湾への移住前に都合よく頼れる人がいなかったり、
自分のペースで進めたいのであれば
サイト経由での部屋探しは難しい。

また、入居後のトラブルの場合も
直で交渉しなければならない。

この点もマイナスのポイント。


台湾には日系の不動産会社が複数進出しているので、
こうした会社の仲介の元であれば
日本語しか話せなくても問題ない。

トラブルの際も、
不動産会社が間に入ってくれる。

仲介手数料はかかるものの、
引き換えに安心と便利さを得られることになる。

住もうとしている街の
エリアごとの特徴が分からない場合にも
相談に乗ってもらえるのも不動産会社の強み。

基本的に台湾での賃貸契約は1年単位。

住みづらいエリアにマンションを借りてしまうと、
簡単には引っ越しがしづらい。

そのため、不慣れな街であれば、
なおさら案内がほしいところ。

この点は不動産会社を使う場合の利点だろう。


こうしたことも考えて、
私は不動産会社に話を聞きに行き、
信頼できそうだったのでその会社に依頼した。

結果、満足できる家を見つけられたし、
(ジムやプールはもちろん、露天風呂とサウナもあった)
退去の際も満額でデポジットが戻ってきた。

入居の際は洗濯機や乾燥機が置かれているスペースが
清掃されずに引き渡しだったのが気になったが、
完全にクリーンな状態で入居ではない分、
退去の際も多少の汚れは大目に見てもらえた。

この点はフルクリーニングが通常の日本はもちろん、
これまで住んだフィリピンやマレーシアとも違ったが、
退去の時の取り扱いも考えれば納得感がある。

退去とともに台湾生活を終えることもあり、
部屋を引き渡す日にデポジットを現金で返還してもらえたので
この点も助かった。

台湾の銀行口座もないので、
後日振込みと言われても困るので。

その後、飛行機の関係で
台中に一泊だけして台湾を去ったが、
さすがにデポジットの分の台湾ドルは
1日では使い切れないので
いったんUSドルに両替。

それをバンコクに持っていって、
そちらでバーツに再び両替してもらった。



家賃を抑えたければ台北以外で


台湾の首都、台北はとにかく家賃が高くなっている。

台中と比較すると2倍以上が相場だし、
日本でも都内の一等地を除けば
たいていの街よりも割高感がある。

また、台湾は食費が安い国なので
エンゲル係数は低くなりがちで、
生活費の大きな割合を家賃が占める。

そのため、生活費を節約したいのであれば
台北以外の街に目を向けるのが得策。

高雄や台中もそうだし、
台北の郊外に住む手もある。

比較的自然が多く、
気候もおだやかな街として私は台中を移住先に選んだが、
快適に生活することができた。

桃園空港へも長距離バス一本で行けるし、
乗り継ぎが面倒でなければ台湾新幹線とMRTの乗り継ぎで
1時間あまり。

交通の便は悪くない。

駐在員で仕事先が台北の場合は選択肢がないが、
個人で台湾に移住する場合には
台北以外も視野に入れるとコストを大きく削減できる。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事