
アゴンバースデー(マレーシアの国王誕生日)を一週間後に控えた頃、ブキビンタン駅のすぐ近くにある、LOT10の地下にある伊勢丹に行ってみた。
このLOT10というのは、クアラルンプールのパビリオン等に比べると、かなり格が落ちるというか、高級ではないショッピングモールという位置づけになる。
しかしながら、道を挟んで向こう側にあるスンゲーワンショッピングセンターに比べると、庶民向けというよりは、どちらかと言うと外国人向けという位置づけになり、なんとも中途半端なポジション。
そしてそこの地下にはフードコートが入っていて、伊勢丹も隣接している。
しかしながらこの伊勢丹のデパ地下のような食品売り場は、近くのフードコートがあまりにも人口密度が高く、通路が狭くてごちゃごちゃしているので、なんとなく足が向かず、行くのが面倒に感じてしまう。
とは言え、今回は、久しぶりに納豆を買いたかったということもあって、伊勢丹に行くことにした。
ちなみにクアラルンプールの場合であれば、他にもKLCCの中に伊勢丹が入っている。
今回は、目当ての納豆を買った他、ついでに豆腐も買っていくことにした。
しかしながら、豆腐が思いのほか見当たらず、結局店内を3周して、ようやく発見することができた。
豆腐が一丁でだいたい50円ほど。
そして納豆は、日本に比べるとかなり高くて、4パック入っていて約9リンギット。
今現在のレートだと、日本円で300円程度ということになる。
なぜ豆腐が安くて納豆に関しては高いのかというと、納豆は純日本の食品ということで、おそらくは日本から輸入している。
実際に冷凍庫に入っていて、アイス等と同じような温度で管理されているところから見ても、かなり日数が経っているであろうことも察せられるし、輸送費がかかっていることも容易に想像がつく。
それに対して豆腐は中国でも使われる食材のため、中華系住人の多いマレーシアでも広く受け入れられていて、日本の食品というよりは、どちらかというと中国系の食品という扱いになっている。
そのため、豆腐は納豆等の日本の食材に比べて広く流通しているので、安くで手に入るし、日本系の食材店でなくても買うことができる。
豆腐系のスイーツも中華系の店だと食べることができる。
さらに今回は、伊勢丹の中でたまたま見つけたひじきであるとか、たけのこの煮物、きんぴらごぼうもお惣菜として購入してみた。
もともとは外で食べていく予定だったが、久しぶりに日本の惣菜を見たら懐かしくなったので、それを買ってMaxims Hotelで食べることにした。
しかしながら主食もないし、ここはマレーシアらしくチキンでも買っていこうかと思ったが、伊勢丹の中にそばの店が入っていたので、そこで軽くそばだけ食べて、残りはホテルで惣菜を食べたらお腹がいっぱいになった。
せっかくなので納豆も食べようかと思ったが、よく考えると納豆は凍っているので、一晩冷蔵庫に寝かせておかないと食べられないことに気付き、ひとまず久しぶりの納豆は明日以降におあずけとなった。
■伊勢丹の基本情報
住所:Lot 10 Shopping Center, 50, Jalan Sultan Ismail, Bukit Bintang, 50250 Kuala Lumpur
営業時間:11時〜20時
電話番号:+60321417777
HP:https://www.isetankl.com.my/thejapanstore/