
自宅を持たずに暮らしていると、洗濯物をどうするかという問題がある。
ずっと旅行を続けている状態になるので、この問題はかなり切実。
アジアにいる間はランドリーを利用することにしているが、こちらは日本のクリーニングのようなしっかりとしたものではなくて、ただ単に洗濯機で洗ってくれて、その後乾燥と畳むところまでやってくれるサービス。
金額はかなり様々で、1kgで100円程度という町もあれば、ミニマムの量が3kgで300円ぐらいというところもある。
私の場合、今回出したのが1kg程度だったので、できれば最低量が1kgからというところがよかったが、そこまで細かく条件を指定してしまうと、なかなか見つからないので、ある程度条件は妥協することにした。
というのも、ボホール島の最後の方から、セブ島のタリサイやリロアンに来て、ランドリーを発見することができず、そろそろ下着のストックがなくなりつつあった。
ボホールにいた時も、最後の方は1つのホテルで2泊しかしていなかったので、フィリピンのランドリーの一般的な納期である2日間の期間を考慮すると、到着した日のうちに洗濯物を出しておかなければいけないが、それだけスムーズにランドリーを探し出すのはなかなか難しい。
しかもボホール島のタグビララン周辺は、全く土地勘もない状態だったのでなおさら。
そして、セブのタリサイにやってきても、周りにランドリーがあるような場所ではなく、そもそも店が存在しない。
そして、リロアンも同じような状況かと思っていたが、来てみると意外にそうでもなく、レストラン等は限られているものの、一応マッサージ店であるとか、ちょっとした市場とか、そういったものはある。
宅配の会社に依頼
Tubod Flowing Waters Resortでランドリーがないかと聞いてみたところ、電話して取りに来てもらえるということだったので、それをお願いすることにした。
金額を聞いてみたら、キロいくらだという話はしていたが、具体的にその1kgがいくらかという話はないし、ミニマムの量の話もしないので、若干怪しいところはあったものの、背に腹は代えられなかった。
わざわざ自分で洗う手間を考えると、多少不審な点はあっても、任せることにした。
わざわざ自分で洗う手間を考えると、多少不審な点はあっても、任せることにした。
夕食を食べに出て行って、それから戻ってくると、すでにランドリーの業者が取りに来ていたらしく、伝票を渡された。
それを見てみると、1kg35ペソで、3kgがミニマムということだったので、105ペソ、日本円にして300円弱ということだった。
フィリピンのランドリーとしては決して安い方ではないものの、自分で洗う手間を考えれば、圧倒的にコストパフォーマンスはいい。
こうして、わざわざ自分で手洗いをすることもなく、無事に洗濯をしてもらうことができた。
ちなみにこの業者は、取りに来るだけではなくて、洗い終わった洗濯物もTubod Flowing Waters Resortに届けてくれた。
さらに言うと、一般的な2日後の納期ではなくて、翌日には持って来てくれたので、その点も嬉しかった。
というのも、2日後だとホテルのチェックアウトが予定されているが、チェックアウトの時間まで持ってこない業者もあるので、やきもきした気持ちで待たなければいけない。
チェックアウト前日であれば、そういったこともなく、余裕を持って受け取ることができるので安心だった。
ちなみに、リロアンのホグラシン通りを歩いていたら、他にも業者があったらしく、こちらは1kg25ペソで、最低量は書いていなかったのでわからなかった。