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ラトビアへの移住への可能性を考えてみた


リーガの住宅
東欧的とも北欧的とも言える位置にあるのが、ラトビアやエストニア、リトアニアといったバルト三国。

この中でもラトビアは、ビザの条件がゆるいということで着目した。

具体的に言うと、首都のリガであれば14万ユーロ、地方であれば7万ユーロの不動産を購入することによって、5年間のビザが得られる。

さらに言うと、別にこのビザはラトビアに移住する場合だけではなくて、他のヨーロッパの国に住む際にも使える。

というのは、シェンゲン協定というルールによって、ラトビアとほとんどのヨーロッパの国は、国境を通過する際にパスポートのチェックはなく、実質上一つの国のような扱いを受けているので、どこかの1つの国でビザを取っておけば、それ以外の国に住むことが可能となる。

つまり、ビザを取ることによってラトビア移住が可能になることはもちろん、ギリシャであったり、あるいはイタリアやドイツ、オーストリア、ポーランドといった国にも住むことができる。

実際問題としてラトビアがどういう国かというと、一般的にはきな臭いとか、治安が悪そうとか、そういったヨーロッパの火薬庫と呼ばれた時代の悪印象が先行しがちだが、実際にはその辺りの課題はだいぶ改善されている。

LCCでヨーロッパ内での移動経路について調べていても、首都のリガを経由して他国に行くルートも少なくないので、交通の面でも不便ではないこともわかる。

もともとラトビアは不動産価格や経済がかなり乱高下していて、東欧の中でも伸びる時の伸び率も高いし、逆に落ちる時の下落の幅も大きくなっている。

一時期は不動産ブームが起きて、2004年のEU加盟後に住宅バブルが起きたこともある。

この時は数年間で不動産が約4倍にまで金額が上がり、その後にリーマンショックで著しく経済が打撃を受けて、約1/3にまで住宅価格が落ち込むといったように乱高下している。

経済成長率を見ても、リーマンショックの時に東欧のポーランドを除いた全ての国がマイナス成長だったが、その中でもラトビアの下落率が高く、2009年には15%以上も下落を示している。

こういったところで、まだまだ経済の基盤が弱いことが伺える一方で、最近はその状況が改善してきているし、世界銀行が統計を取ったビジネスのしやすさランキングにおいては25位とかなり好順位に付けている。

ポーランドが55位、チェコが65位ということで、実を言うとラトビアの方がはるかにこの点においては上という評価を受けている。

さらにラトビアはIT化に積極的で、納税をはじめ様々なことをIT化しており、法人設立にしてもネット上から行うことができるらしい。

そういったところでは、一般的なイメージとは違い、だいぶ先進的な一面を持ち合わせている。

地理的な問題もあって、基本的にはドイツとかイギリスとか、そういったヨーロッパの先進国に対して物を輸出するというよりは、むしろロシア側に近く、ロシアへの入口として活用されることも多い。

もともと旧ソ連圏の国なので、ロシア語を話せる人が今でも多いため、経済での取引はやはりロシア寄りの部分があるという。

今現在、ラトビアに移住する可能性は低いが、この国のビザについて色々調べてみようと思っている。

それによってヨーロッパ各国に住むことができることになれば、どこか特定の国に定住をしなくても、数か月おきに移動しながらどんどん刺激を受けることも可能になる。


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