ブルガリアのホテルでパソコンを盗まれた


ホテルに戻ると、
パソコンが盗まれていた

ブルガリア第二の都市、
プロブディフでの出来事だった。



仕事柄、パソコンは旅に出た時にも持っていく。

この時はモスクワ経由でソフィアに入り、
ブルガリアを起点に東欧を北上していく途中だった。

夕食を終えてホテルに戻ると、
スーツケースの中に入れておいたはずのパソコンがない。

記憶違いかと思って部屋中を探してみるが、
胃の底が冷えたようなぞわっとした感覚が広がっていく。

どこにもない。

外に忘れてきた可能性も考慮したが、
部屋に置いてきたことは確かに覚えていた。



一目満た限りではスーツケースが荒らされた形跡はないが、
どうやら盗まれたらしい。

部屋を出ると、
廊下には防犯カメラがある。

位置的に部屋を出入りした人物の特定は可能なはず。


いざという時の証拠として保存する目的で、
念のためiPhoneの録音機能をオンにして、
ホテルのレセプションに事情を話した。

レセプションのスタッフは驚くでも慌てるでもなく、
平然と翌日に警察に行くように言った。

その時に日本語通訳を用意し、
スタッフを同行させるとも。



翌日、ホテルのスタッフと警察署で待っていると、
親しげに話しかけてきた白人の中年男性がいた。

彼が日本語通訳かと思ったが、
向こうは英語を口にしている。

聞いてみると、
彼はホテルの関係者ではなく宿泊客。

彼も私と同じ日にパソコンを盗まれていて、
被害届を出しに来たという。

時間帯を聞くと、午後3時半から5時の間。

私は午後5時半から7時半の間だったので、
連続して犯行が行われたらしい。


そして、共通していたのは、
ホテルのスタッフが部屋に入っていたこと。

私の部屋はルームクリーニングが行われていたのに、
なぜかタオルがなかったので
タオルを補充するように食事に出る時に頼んであった。

その男性も同様のことがあったという。


後でホテルに確認すると、
ルームクリーニングの担当者が帰った後だったので、
ポーターがタオルを持って行ったということ。

ホテル側の盗難に対する妙に慣れた対応と言い、
同じホテルで少なくても同日に2件も
同様の犯行が行われていること、
部屋の中にポーターが入ったという共通点を考えても、
十中八九、ホテルのスタッフの犯行なのだろう。

ホテルぐるみの可能性もある。

4つ星ホテルということで油断していたが、
そんなことがあるとは。



廊下の防犯カメラの映像は録画してあるらしいが、
結局調べられることはなかった。

ブルガリアの警察に被害届は出したが、
その後は音信不通。

防犯カメラの件もホテル・警察両方に話したが音沙汰なし。

前日に約束されていた日本語通訳も来なかったので、
英語でブルガリア警察とのやり取りは行った。

ちなみにブルガリアは英語もろくに通じないので、
英語の通訳が来ていた。



こうして唐突にパソコンがなくなったのだが、
警察に被害届を出したところで戻ってくるとは思えない。

新しいパソコンを買いに行くしかないが、
プロブディフはブルガリア第二の人口の街とは言え、
大きな街ではない。

不信感しかないホテルには頼りたくなかったので
iPhoneで近くの店を検索して周ってみたが、
行ってみると個人商店のようなところばかり。


プロブディフでの調達はあきらめ、
次の街、ベリコ・タルノボへ移動した。

こちらでは大型家電量販店が見つかり、
ずらりと数十台のパソコンが並んでいる光景に出会えた。

日本語入力にも対応しているか確認しようと店員に声をかけるが、
「分からない」の一言で対応は終了。

電源を入れて試してみたいと申し出るが、
買わないと電源は入れられないと言われ、
ここでの購入も断念した。


そこで予定を繰り上げ、
ベリコ・タルノボから鉄道とハイヤーを乗り継ぎ、
隣国ルーマニアの首都、ブカレストにやって来た。

ホテルにチェックインすると同時に、
パソコンを買いたいので大きな店を紹介してほしいと頼むと、
徒歩15分ほどの店を教えてくれた。

行ってみると、たしかに大きな店だった。

ずらりと家電が並んでいる。

ベリコ・タルノボの時と同様に
日本語入力にも対応しているか確認すると、
少し展示品をいじった上で
日本語は無理だと言われた。

この店のパソコンは電源が入っていて
試しに動かせるようになっていたので、
店員が去った後に操作してみたら、
日本語に対応している事がわかった。

そこで、その機種を買うと言うと、
展示品しかないとのこと。

仕方ないので、それを買うことにした。

約4年ぶりにMacからWindowsユーザーに戻ることになった。



最近のWindowsがどうなのか楽しみな気持ちもあったのだが、
ホテルに戻ってパソコンを立ち上げると
パスワードでロックされていた。

パスワードがないと、何もできない。

ホテルのレセプションから店に電話をかけてもらったが、
誰も電話に出ない。

閉店時間が近づいていたので、
仕方なく翌日にもう一度足を運ぶことにした。


一夜明けてパスワードを聞きに行ったが、
謝罪も何もなく、店員の間をたらい回しにされただけだった。

ルーマニアに過剰な期待をしていたわけではなかったが、
若干嫌気が差し始めた。

とにかくパスワードを聞き出してパソコンをホテルに持ち帰り、
今度こそ立ち上げた。


盗難後の数日、
Gatewayメンバーやコンサル先からの質問メールに
iPhoneで返信を行っていたが、
やはりパソコンがあると楽。

これで普通に仕事ができる。

と思っていたのもつかの間、
異常に動作が重くなっていく。

結局、半日もするとマウスを動かしても
カーソルが飛び飛びでしか動かなくなった。

しかも立ち上げてから10分もたつと、
まったく動かなくなる。

再起動するたび一時的に回復するものの、
数分後にはほぼ動かない状態に。



もう3度目となるが店に出向き、
別の商品を買うから返品するということを伝えた。

元々が展示品なので、開封したにしても
もっと高い商品を買えば交渉は通るだろうという見通しで。

担当者が2回変わった後、話はまとまった。


結局、今までと同じようにMacbookを買うことになり、
Windowsユーザーに戻ったのは半日だけだったが、
使い慣れているという点ではMacには安心感がある。

ただし、取り寄せになるので48時間以内に
ホテルに届くと言われた。


48時間、つまり2日以内と店員は宣言していたが、
ここまでのやり取りをへて、
3日目あたりに届くのではないかと思っていた。

予想は外れた。

ルーマニアをあなどっていた。

48時間以内と言っているのに、
72時間以内などということはなかった。

それはそうだろう。

何しろ、これまでのトラブルにも関わらず、
自信満々で48時間以内に届くと宣言していたのだから。



結論としては、
120時間がたとうとしていたところで、
ようやく到着した。

2日以内どころか、
実に5日目が終わろうとしてからの到着だった。

その間、同じホテルに延泊できたことが
せめてもの幸いだった。



ブカレストにはうんざりしていたが、
また不備が出ると困るので、
バックアップファイルを移し替えるまでは
この街にとどまることにした。

そして、その点は問題なく終わり、
ブカレストを去ることにした。



ブルガリアのプロブディフでパソコンを盗まれてから、
ブカレストで新しいパソコンが手元に来るまで
ちょうど10日間。

この間、仕事といえばGateway参加者やコンサル相手への
iPhoneを通してのメール返信ぐらいで、
それ以外は何もしていなかった。

その結果、どんな問題が起こったのか?











何も起こらなかった。

まったく準備なしで
10日間も仕事をしなかったにも関わらず。


仕組みは自動化されているため、
私が仕事をしなくても変わらず機能していた。

毎日の売上が下がることもなく、
当たり前のようにその期間の旅費よりも収入の方が多く、
急ぎで片付けなければいけない仕事もない。

さすがに気持ちは焦っていたが、
現実として問題が生じていたかといえば、
これといって何もなかった。

我ながら、自動化された仕組みの強みを再認識した瞬間だった。




毎日必死に仕事をしなければ
問題が生じるという仕組みはつらい。

フランチャイズでコンビニ店舗のオーナーになって、
時給計算したらバイト以下になるのを承知で
体力の限界まで自ら店に立つオーナー店長もいるようだが、
そうなってくるとビジネスを持つ意味がわからなくなる。



私の作ってきた仕組みの場合、
自動化が可能なので、
毎日しなければいけないのは
自ら主催している通信講座Gatewayの受講者と
コンサル先への返信ぐらい。

こうした商品を持たなかった頃には、
毎日やらなければいけないことなんて何1つなかった。

気が向いた時に仕組みを大きくしていくだけで、
休みたい時に休める。


そのため、いちいち行き先の国で
SIMカードを購入したりもしない。

SIMカードの中にはテザリング機能、
つまりiPhoneを通してパソコンをネットにつなぐ機能があるため、
仮にホテルや自宅のネット回線が使えない時でも
ネットに接続できる機能を持つものがある。

四六時中仕事をしていないといけない人は、
旅の間もSIMカードを買い揃えて
外でもパソコンに向かっている。

そうしないと、仕事に支障をきたすから。

ノマドというと聞こえはいいが、
現実は常に必死に働かなければいけないだけ。


私にはその必要もないため、
どうしてもホテルでネットがつながらない時には、
1日に1回カフェに行き、
ケーキを食べながらそこでネットにつなぐだけ。

それ以外の時間までネットに接続する必要がない。




こういった自動化できる仕組みというのは、
他の活動をしていく時に大きな力を発揮する。

たとえば世界一周をした時にも
仕事が妨げになることはなかったし、
旅費より収入が上回った状態を維持できた。

別のプロジェクトを立ち上げるとか、
子育てを中心にした生活に移行するとか、
そういったことも可能になる。



ブログ・メルマガを中心とした
個人メディアを運営していく場合、
自分の商品がなければ他人の商品を紹介すればいい。

この場合、完全な自動化も可能。

10日と言わず、1ヶ月放置しても問題ない。

返信しなければいけないメールもないわけなので、
完全に放っておいても収入が発生する。



また、これまでGatewayにはサラリーマンの人のほか、
自社商品を持った経営者や自営業の人も参加してくれたが、
もちろん自社商品を販売することも可能。

マーケティングの仕組みをしっかり作れば、
在庫をどんどん消化しながらキャッシュフローが回っていく。

きれいなサイトを作れるだけとか、
PPC広告だけとか、
マーケティングの一部だけにフォーカスした会社が多いが、
全体像を俯瞰しながら仕組みを作り込めると
効率的に自動で売上を立てることが可能になっていく。



多くの人は、このような仕組みを作るために必要なのは、
個人メディアの面白さであると思っているらしい。

しかし、実際に稼げている個人メディアを見ると、
面白いかは疑問が残るものがほとんど。

少なくとも世の中の大部分の人にとっては
大して面白くない部類に入るようなものでも、
仕組みさえポイントを押さえて作れていれば収益が上がっている。


逆に面白いと言われ、膨大なアクセスのあるブログでも
かわいそうなぐらいに収益化できていない場合も。


結局、純粋な面白さを追うよりも、
正しく効率的な仕組みを作るほうが
ビジネスとしては機能する。

本来ならば当たり前のことだが、
「面白いブログを書かないといけない」という
固定概念に縛られてしまうと、
そのことが見えなくなる。



プログラミングのような特殊技術は要らないし、
本名を出せなくてもハンドルネームで活動可能。

主な仕事は文章を書くことになるため、
常時ネット接続を確保する必要もない。


重要なのは仕組み作り。

ただブログを作っただけとか、
メルマガを書いてみただけとか、
そんなお遊びレベルでビジネスにならないのは当然。

仕組みとして甘すぎるのだから。



正しい仕組みを作れば、
収入は自然に入ってくるようになる。

それは自分の力で生み出したお金で、
会社から与えられる給料とは違う。

自分自身で稼げるようになれば、
将来の不安はなくなる。

リストラや会社の倒産におびえることも、
会社に人生をコントロールされる必要もなくなるし、
年齢や性別による制約も受けない。


個人メディアの仕組みを構築することで得られるものは、
社内の出世競争に勝つよりもはるかに大きいだろう。

それは収入の金額の大きさという意味でも、
将来の安心という意味でも。



私が各国の投資案件を増やしていっているのも、
個人メディアがあってこそ。



率直に言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

そこで無料で学べる場を作ったので、
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