海外移住後に在留届を出し忘れたことが領事館で発覚



海外移住の手続きの1つに在留届の提出がある。

こちらは日本にいる時に行うのではなく、
居住する国の日本大使館や領事館での手続き。

3ヶ月以上居住する場合には
提出する書類ということになっている。


では、在留届を出さなかったらどうなるか?

それが居住国の大使館で発覚したら?

これは私が実際に体験した事例。

元々は2011年に日本を出てマレーシアに移住したが、
その時に住民票は抜いておいた。

同時に健康保険も返納したし、
税務署での廃業届等の手続きもぬかりなく行ってきた。

無事に日本側での手続きは終わったのだが、
マレーシアに来てからは何もしていなかった。

当初はビザを取得する予定もなく、
後にリタイアメントビザを取ったのだが、
当初はビザなしでの入国。

90日の滞在期限内に出国し、
また戻ってくる予定でいた。


そんな気楽な状態ではあったが、
初めての海外生活の期間を最短で1年と見越していた。

現実にはマレーシアに2年住んでから
フィリピンに移住することにしたが、
到着初日にマレーシアでコンドミニアムの契約をし、
その期間も1年だった。

ちなみに途中で退去した場合でも、
1ヶ月分の家賃に相当する費用がペナルティとしてかかるだけで
1年分の家賃が発生したりはしないとのこと。

このあたりは国によって事情が違い、
フィリピンだと契約期間満了までの分の家賃を
支払うのが通例となっている。


こうしてコンドミニアムを借り、
居住実態もできた。

あとはビザをどうしようかと
住み始めてから考えだしたのだが、
在留届についてはすっぽりと頭から抜け落ちていた。

それに気付かされたのは、日本領事館を訪れた時。


というのも、マレーシアでリタイアメントビザのMM2Hを
取得することに決めてから、
必要書類の手配で領事館に行くことになった。

警察証明(通称、無犯罪証明)の取得には
日本に行って直接発行を依頼する方法のほか、
居住国の大使館・領事館を通じて手配する方法がある。

たかが書類を発行してもらうために
わざわざ日本に一時帰国をするのも面倒な話で、
迷わず領事館経由での発行に決めた。

なお、領事館を通して依頼する場合、
どうやら日本との書類のやり取りが月に一度らしく、
手元に警察証明が届くまで2ヶ月から3ヶ月かかると言われた。

これはマレーシアだけのルールではないようで、
後にフィリピンの日本大使館で
フィリピンの永住権取得のために
再び警察証明を手配した時も同様だった。


そんなわけで領事館を訪れたが、
手続きの時に在留届について提出済みか確認された。

記憶を辿っていくと、提出した記憶がない。

というよりも、マレーシアに来てから
行政上の手続きをした覚えがまったくなかった。

そして、この領事館に来たのも初めてで、
在留届を出していなかったことに気づいた。

在留届は海外移住に際しての手続きの1つだが、
1年以上住んでいるのに未提出なことが発覚。

警察証明の手続きに支障が出てしまうかと思いきや、
軽いノリで「ついでに今出しちゃってください」と言われ、
その場で申請書を出してあっさり受理された。

特に何かの罰則があるわけでもなく、
不利益になるようなこともなかった。


そもそも在留届は海外移住をしていても
出さない人も多いらしい。

何しろあまり意味のない書類なので。

ただし、その国で事故や事件があった場合、
法人の安否確認の際の資料に使われたりもするとのことで、
3ヶ月以上居住する場合には、
一応申請しておいたほうが安心だろう。

私も断固とした意思で出さなかったわけではなく、
ただ単に失念していただけだったので、
領事館で進められるままに申請した。


その時に聞いた話だと、
マレーシアから離れて別の国で暮らし始める場合には
向こうの国の大使館で新しく在留届を出すほか、
マレーシア側の大使館か領事館にも通知が必要とのこと。

マレーシアでの手続きは領事館に出向かなくても、
FAXで可能ということだった。

このご時世にFAXという古めかしい機会なのが役所らしいが、
1つの国にいくつかしかない、
あるいは国によっては隣国まで行かないといけない
大使館や領事館まで足を運ばなくていいというのは
多少なりとも負担を軽減しようとしてくれているのを感じる。

できればネットを通じての手続きも
導入してもらえればなおさらありがたいが。


こうして、海外移住後に在留届を出していなかったことが
リタイアメントビザの手続きの際に発覚したが、
それによって困ったことはなかった。

日本で住民票を抜かないと
その後の手続きや非居住者認定等に影響があるが、
在留届にはそこまで深刻な効力はない模様。

とは言え、
念のため住み始めたら早めに提出しておいた方がいいだろう。


なお、日本大使館や領事館には
日本人スタッフや日本語のできる現地スタッフがいることが多い。

私が行ったマレーシアの領事館では
結婚して現地に住んでいる日本人の女性が対応してくれた。

また、パスポート更新の際に
クアラルンプールの大使館に行った時も、
やはり日本人の女性スタッフと男性スタッフが
それぞれ手続きを行ってくれた。

英語や現地の言葉ができなくても
気後れせずに在留届の提出や
その他の手続きに訪れることができるので、
そこは気負わずに行けばいいのではないかと。



最後に

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
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