海外移住後の買い物事情。帰国時に失敗したことも

これまで海外移住をしてきて、
時には買い物に困ったこともあったし、
逆に日本よりも安くで買える物もたくさんある。



住んできたのは、
マレーシア・フィリピン、台湾だが、
もちろんそれぞれの国で事情が異なる部分もあるし、
共通している部分も多い。

たとえば、これら3つの国の買い物事情の共通点と言えば、
和食食材店や日本食レストランが多いこと。

アジアの場合、
日本の調味料、たとえば醤油や味噌を
比較的簡単に仕入れられる事が多い。

和食食材店に行けば手に入るし、
普通のスーパーでも取り揃えていることもある。

たとえば、台湾の大手スーパー、全聯福利中心では
醤油や納豆、味噌、日本のふりかけ、海苔等が置いてある。


ただし、価格は日本で買う場合の2倍から3倍が相場。

輸送費を考えても、
致し方ないところではあるだろう。

バンコクのマックスバリューの場合、
一部商品は日本と同程度で買える場合もあったので、
日本人の多さによっても少々事情が変わってくる。


やはり日本から離れると
和食関連の商品を入手する難易度は上がり、
価格も釣り上げられる。

ヨーロッパであれば、デュッセルドルフが
和食食材店の多い街として知られる。

とは言え、
マニラやバンコク、クアラルンプールのような
アジア圏の国に比べると品揃えも価格も
満足度が低いのはやむを得ないところ。


また、海外に移住してからは、
服や靴を買うときも住んでいる国ではなく、
旅行のついでに買うことが増えた。

マレーシアの場合、
縫製が雑な服や、
すぐに中敷きが剥がれるような不良品まがいの靴が
平気で売られている。

それよりも隣国のタイで購入するほうが、
同じ価格帯でしっかりした縫製の商品を買える。


また、フィリピンの服や靴は安いのだが、
やはり物は悪い。

最近はタイや台湾で服を買うことが多くなった。

同じくフィリピンは電化製品が高く、
日本の倍程度はする。

ほとんどの家電はコンドミニアムに備え付けだが、
セブに住んでいた時にシェーバーが壊れたことがあった。

近くで購入しようとしたら、
なぜかマレーシアで買った時の倍以上の値段がついている。

調べてみると、他の店も同様。

アマゾンで取り寄せようとしたが、
フィリピンは配達可能エリアに含まれていなかった・・・。

この時は香港へ行く用事があったので、
その際に旺角の量販店で購入してきた。

国によって高い品があったり、
近隣諸国で安く買えるものもあるので、
買い物の仕方を工夫するだけで
旅費ぐらいは簡単に回収できたりする。



一時帰国時には海外居住者の特権も


海外に住んでいる場合、
日本でも免税店を利用できる。

有名なのはビックカメラやユニクロ等だが、
メガネも免税で購入できた。

この時はたまたま一時帰国時に上野に立ち寄った時、
通りがかったメガネ店のJINSをのぞいたのがきっかけだった。

免税のことは考えずに購入を決めたが、
スーツケースを持っていたのを見た店員さんとの会話で
私がフィリピンに住んでいることを話していたので
免税で購入できると説明を受けた。

それが最初の免税での買い物。

一応、日本を出国するまでは
開封や使用はできないという規則になっているが、
特に税関で商品の状態をチェックされることもなかった。


ただし、自動化ゲートを使って
パスポートにスタンプを押してもらっていない状態だと
入国のタイミングを証明することができず、
免税店での買い物は不可。

海外居住者が一時帰国時に免税店に寄る予定がある場合は
日本に入国する際のイミグレで通常レーンを通る必要がある。

自動化ゲートを使う場合も
言えばスタンプを押してもらえるという話も聞くが、
詳細は明らかではない。

もし買い物の予定が未定なのであれば、
念のため通常レーンを利用しておいた方が
海外移住後の一時帰国では無難だろう。


なお、台湾では珍しく自宅で食事をするようになり、
ご飯のお供になるものを買っておきたかった。

ということで、台中から那覇に遊びに行った際に
なめたけや梅のペースト、たこわさ等の様々なものを買ったが、
そのうち上記の3つはすべて機内持ち込み不可だった。

薄々予感はしていたが、
やはり液体扱いになってしまうらしい。

ということで、
国際通りで購入した翌日に那覇空港で没収。

預入荷物にすれば台湾に持っていけるが、
オプションで預入荷物を利用する金額の方が高い。

こうしたこともあるので、
日本へ戻った時の買い物は注意する必要がある。


と言っても、
一時帰国時に日本で食材等を調達し
自宅に持ち帰るのは台湾に住み始めてからが初めて。

マレーシアやフィリピンに住んでいた時は、
特にそんなことはなかった。

理由としては、
自宅近くで入手可能であることもあったが、
単純に外食しかしていなかったから。

また、手荷物が重量制限ギリギリ、
もしくはオーバーしている状態だったので
帰りに物を増やす余裕がなかったのもある。

意外に日本で買い物をする機会は少なく、
必需品はほぼない。

個人的にはメガネは日本で買ったほうが
目の負担の少ないものを選べると思っている。

これは海外で購入してみた経験も踏まえて。

しかし、それ以外で日本で必ず購入するものは皆無。

すでにアジアでは日本製の商品が手軽に手に入るので、
それほど帰国の機会が貴重なわけではなくなっていたりする。


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