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海外に就職先を求める|移住のメリット


日本国内では失業率が上がり、終身雇用も完全に崩壊している。そこで新しい可能性を求めて日本国外に移住し、海外で就職する人が増えている。

海外で就職する場合、大きく分けて方法は2つある。1つは日本の本社採用で就職し、そこから海外に派遣される道。こちらは給料が良く福利厚生も高待遇だが、狭き門となる。

もう一つは実際に海外に行って就職する会社を探し、現地採用される方法。これは外資の企業ばかりではなく、日系企業に就職することもできる。日系企業の現地採用の場合、本社採用よりも給料は下がるが、その分仕事のプレッシャーは一般に軽くなる。

日本がいくら不景気でも、世界中が暗いわけではない。むしろ、アジアをはじめとした成長国は驚くほど明るく、活気に満ちている。タイの失業率は0.2%程度と聞くし、マカオはカジノ産業によって就職先に困らない。

この他にも、経済が成長している国の場合、それにともなって様々な産業が拡大するだけではなく、豊かになっていく過程で必要とされるサービスや業種もあり、ビジネスチャンスは多い。当然、求められる仕事も多くある。

海外で就職するというのは、とても難しく感じてしまうのは分かる。しかし、実際には多くの日本人が働いている職場もあるので、少しの英語ができるだけで受け入れてもらえることもある。

もちろん、語学力が求められることは多いが、現地語がまったくできなくても、英語や中国語ができれば採用されることもあるので(現地の安い人件費で通訳も兼ねた社員を雇っている会社もある)、簡単にあきらめる必要はない。

日本から出ることで、日本国内の企業で積んできた経験が活かされることもある。すでに成長しきった国で求められるサービスが、海外の成長中の国で必要とされていることもあるためだ。海外に出て就職し、自らは収入を得ることができて、現地の発展にも貢献できるのであれば、日本の中で不満を抱えながらくすぶっているよりもやり甲斐があるのではないだろうか。




駐在員と現地採用の壁

先日、現地採用の社員としてシンガポールで働く人と話していた時のこと。やはりシンガポールでも駐在員との間に意識的な壁はあり、身分が違うという感覚はあるとのこと。これは社内だけではなく、他社であっても。

もちろん収入の面でも、現地採用が駐在員並の待遇を受けるには相当な昇給が必要だし、給与制度的にそれが不可能な職場もある。

一方、現地採用で働き始め、一度日本の本社に出向して契約を結び直し、今度は駐在員として海外の職場に復帰する例もある。かなり遠回しな方法だが、待遇が改善されるという意味では社員にはメリットのある話だろう。

スタートが違うと給料も諸手当も大きな差があるので、駐在員が憧れられるのも分かる。ただし、行き先の国や街を選択する自由はない。実際、私が以前会った駐在員の人は、当初は希望通りニュージーランドに行くことができたが、その後は望んでもいないマレーシアに派遣されていた。

この点、現地採用だと自分で職場を選べる点はメリット。

こうして雇われて働く以外にも、自ら起業する手もある。アジア各国でも和食レストランをはじめとして日系企業が活躍しているが、飲食関係ならイスラエルあたりが面白そうな気がしている。




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