タイで体験した5つの怖い出来事【治安面の不安】


バンコクに移住してから来月で4年になる。

タイに旅行に来るようになってからだと、
すでに10年以上が過ぎた。

基本的には安全な国だが、
その間に何度かタイで怖い目に遭ったことがある。

今回はその中から特に怖かった出来事を5つ
ピックアップしてみた。


タクシーに知らない場所で降ろされる


バンコクの地理もまるでわからないまま
初めてタイを訪れた際、
最後の一晩はカオサン通りに泊まることにした。

タクシーを止めてドライバーに地図と住所を示し、
向こうが料金を提示してきたので
「メーター」と言うとあっさり了承された。

そのまましばらくタクシーに乗っていたが、
それらしいホテルを通り過ぎたところで止まった。

その位置からはホテルの看板が確認できず、
正しい場所なのかは分からない。

とにかく料金を支払って降りたものの、
どうもホテルの名前がまったく違う。

フロントで確認したがまったく関係のないホテルだと言うし、
そもそも住所の場所からずっと離れていると言う。

当時は右も左も分からなかったバンコクで
謎の場所に置き去りにされるというのは心細くなるもの。

結局別のタクシーを拾って再びカオサン通りに向かったが、
当初乗車したトンローからむしろ遠ざかっていたらしい。

ドライバーが提示した金額を受け入れていれば
目的地にたどり着いたのか?

それともどのみち意味不明な場所で降ろされたのかは不明。


バンコクでおなじみの両替詐欺師


asok駅の近くを歩いていた時のこと。

アラブ人風の男が近づいてきて、
英語で「和食レストランはこのあたりにあるか?」
と尋ねてきた。

少し離れて奥さんらしい女性もいる。

まだ何度かバンコクを訪れていたぐらいだったが、
近隣の和食レストランを3つほど挙げて立ち去ろうとしたら、
「日本のお札を見せてほしい」と言ってきた。

当時はマレーシアに住んでいたので、
日本円なんて持ち歩いていない。

そもそも見ず知らずの相手に
現金を見せてほしいと頼んでくるなんて
きなくさい予感しかしない。

厄介なことになる前に追い払おうと
急に嫌悪感を前面に押し出して断ると
それ以上しつこく食い下がってくることはなかった。

調べてみると、
これはバンコクで頻繁に出没している典型的な両替詐欺師の手口。

日本のお札を見せると、
こちらに有利なレートでの両替を依頼されるらしい。

得だと思って両替すると、
渡されるお札が偽札というパターン。

ちなみにバンコク在住の友人は同じ男に3度声をかけられたということ。


ビーチで近づいてきた怪しい男


バンコクで暮らすようになってから、
最初のコンドミニアムを引き払って
しばらくパタヤに滞在していた。

夜のパタヤビーチを歩いてホテルへ戻る途中、
タイ人と思われる20代半ばぐらいの男が近づいてきて
両腕を広げて行く手を遮ってきた。

目つきもおかしく、
問題のある薬物でもやっているように見える。

すぐ近くに人はいなく、かなり怖かった。

幸い男の脇をすり抜けて小走りに離れたら
追いかけてはこなかった。

距離をとってから男の足取りを観察していたが、
フラフラしながらも再び人に近づいていく様子はなく
そのままビーチをウォーキングストリート側に歩いて去っていった。


コンドミニアムで遭遇した全裸の男


同じくパタヤに滞在していた時の話。

朝食を食べに出掛けようと
airbnbで宿泊したコンドミニアムのエレベーターに乗り込むと、
50代と思しき白人の男がなぜか全裸で乗っている。

1階にプールがあるので、
てっきり水着で乗っているのだろうと思ったが、
よく見ると全裸に手ぶらだった。

状況がまったく分からない。

すでにドアは閉まってしまったが、
幸い宿泊したのが3階だったので、
すぐにエレベーターは1階に着く。

あやしさしか感じないが、
紳士的に「Morning」と挨拶してくるし、
物腰も普通。

服を着ていないことを除けば、
むしろ人の良さそうな感じにすら見えるが、
全裸で余裕たっぷりな様子は異常さも感じる。

相手が奥の壁際にいるが、
この状況で背を向けるのは危険な気がして
相手の体が視界の端にとどまるように
体を斜めにして壁によりかかっておくことにした。

結果として何も起こらなかったが、
朝から意味不明な怖さを感じた。


同じくパタヤのジョンムアンビーチでも、
やはり白人の中年男性が夕方に全裸になっているのを見かけた。

周りは明らかに男を避けていたので、
ジョンムアンビーチで服を脱ぐのが正常な判断とは思えない。

なぜか極小の音で笛を吹いているシュールさもあって、
妙な印象が残っている。


犬に追われて危ない目に


タイでもっとも身の危険を感じたのは、
チェンマイに行った時のこと。

暑季の暑さを避けるため、
昼間ではなく夕暮れ時に寺院巡りをすることにした。

WAT CHAI SRIPHOOMを訪れたら、
境内で二匹の犬が全速力で駆け寄ってきて
猛然と吠えてくる。

明らかに殺気立った様子に怖くなったが、
犬が入り口の側にいるので立ち去ることもできない。

ちょうど周囲に人もいなかった。

仕方ないので植え込みの裏にいったん逃げ込み、
犬が追ってきたところで植え込みをぐるりと周って
全力で出口まで走った。

WAT CHAI SRIPHOOMの目の前は交通量の多い通りで、
犬に後ろを追われながら
今度はバイクに轢かれそうになった。

急に飛び出していったこちらに明らかに非があるが、
二重に恐ろしかった。

おかしな汗を大量にかいて、
その日の寺院巡りは中止し、
夕食を食べてホテルに戻ることにした。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
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