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アメリカで生活するなら大都市以外の場所がいい




3ヶ月ほど前に、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCの3つの都市を視察して、アメリカでの生活をイメージしてみた。

まずはニューヨークに関して言うと、生活する場所としては最も魅力に乏しいと思った。

昔は危険地域として知られていたハーレム地区にも行ったが、ここは治安が以前と比べて大きく改善されているとはいえ、まだまだ安全ではないと感じたし、決して綺麗な町並みでもなく、先進国であるかどうかすらも疑わしく感じてしまった。

実際、マニラの中でもエルミタやケソンのような、いまいち安全ではないエリアと似たような雰囲気と町並みが残っている。

フィリピンは当然ながら新興国なわけで、エルミタやケソンはマニラの中でも特別綺麗なエリアではない。

そういったところと変わらない雰囲気は持っていて、ピリピリした緊張感はニューヨークのハーレムの方が上だったので、これではとても住む気にはなれない。

もちろんハーレム地区に住もうと思っていたわけではないし、ニューヨークにはもっと他にも色々な場所があるので、ブルックリンやブロンクスも見てきたが、あえて住みたいと思うような魅力は何一つなかった。

例えばデザイナーの卵であるとか、モデルになりたいとか、何かしらニューヨークに住む必然性があるのであれば、そこで生活をしながら仕事や勉強をして修業するというのは一つの道だと思う。

しかしながら、私はすでに仕事を持っていて、それを変える必要もないし、別にニューヨークにいたからといって刺激を受けたり、切磋琢磨できるわけでもない。

こうなってくると、アメリカで生活することを考えた時に、わざわざニューヨークに行っても、物価は高く、家賃も世界でトップクラスでありながら生活環境は悪く、セントラルパークのような憩いの場があるとはいえ、町全体としてはそれほど綺麗ではないところに住まなければいけない理由は何一つない。


フィラデルフィアは移住に適しているか?

続いてフィラデルフィアに関して言うと、こちらはニューヨークやワシントンDCのような喧騒はあまりなく、町自体もそれなりにコンパクトにできていて、わりと居心地がいいような感じはした。

この3つの都市の中でいえば、フィラデルフィアが生活環境としてもっとも優れているように感じた。

しかしながら、せっかくだったらもう少し緑が豊な方がいいし、そういった意味で言えば、郊外の住宅地とか、田舎であるとか、そういった場所の方がアメリカで暮らすことを考えるのであれば、魅力的に映る。

治安面で見ても、アメリカの都市別ランキングで189都市中169位という惨憺たる結果を残している。

ニューヨークが113位なので、視察で感じた直感に反し、フィラデルフィアの方が危険ということになる。

もっとも、カムデン地区が治安の悪さを牽引しており、街の中心部は相対的に安全度が高い傾向にある。


最後にワシントンDCについて

ワシントンDCに関して言うと、決定的な問題として、地下鉄に乗ると毎回乗り物酔いをした。

トンネルが多いせいで、耳がキーンとして耳鳴りがするし、地下鉄で毎回酔うという世界の中でも初めての体験をした。

それも1回や2回ではなくて、10回ほど気持ち悪くなっているので、電車でありながらこの乗り物酔いの頻度は完全に異常。

さらに言うとワシントンDCの治安が良さそうな印象もなく、電車に乗っていても油断ならない状況を感じる。

郊外のホテルに泊まっていたので周辺は自然が豊だったが、実質的に地下鉄という公共交通手段を使えないのであれば、別にワシントンDCの近くである必要も全くない。

どのみち車を使わなければ生活できない前提であれば、アメリカの中でももっと別の場所でいいと結論付けた。

私の場合、別にアメリカに特別な価値を感じているわけではないので、固執する必要もない。

北米ということで言えば、カナダの方が生活の場所としては環境が整っているように思う。

カナダについても、アメリカに行った時に、モントリオールやトロント、バンクーバー、オタワ等いくつかの町を周ったが、先程のアメリカの3つの都市、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCよりもカナダの方が治安が安定している印象を受けた。

加えて、生活環境としての自然との調和とか、緑の多さに関しても、カナダに軍配があがる。

こう考えてみると、もしアメリカで生活をするのであれば、郊外でのんびりと暮らすような形になるが、そもそも隣国であるカナダに勝てる理由がなければ、選ぶ必然性が存在しない。

当然ながら、北米という縛りをかける必要自体がないので、フィリピン等の東南アジアであるとか、あるいはポーランドやチェコのような東欧であるとか、そういった候補にも競り勝たないといけないため、アメリカは移住先として、今のところ有力な選択肢にはなっていない。



本音を言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
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