ルーマニア、シビウで過ごす最後の1日

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半日もあれば、すっかり観光が終わってしまう小さな町シビウで、3泊4日の滞在をすることになった。

当初は2泊分のホテルの予約をしていたが、特に問題なさそうだったので1泊追加し、3泊となった。

ルーマニアは、やや慌ただしい旅となったので、ここら辺で一息入れようかと思っていたし、なんだったら4泊5泊と延ばしてもいいと思っていた。

ただし、今泊まっているRamadaホテルが、次の日はもう満室ということで延泊できなかったし、シビウはあまりホテルの多い町でもなく、しかも道は石畳で丘の上にあるため、坂道を移動しなければいけなかったりするので、ここら辺で滞在終了ということにした。

慌ただしいと言っても、最低でも2泊は1つの町でしているので、一般的な旅行者に比べれば、随分とのんびりしたペースになる。

かけあしで巡っていくバックパッカーであれば、シビウで1泊するどころか、移動の途中で立ち寄るだけにして、その日のうちにシギショアラ等の次の町に行く行程も十分にありな街という扱いなので、そう考えるとバタバタとしているどころか、ゆっくりくつろぎきっていると言ってもいいのかもしれない。

とはいえ、私の場合はいかにもな観光旅行をしたいわけではなくて、滞在型の旅をしているので、1つの町で2泊や3泊というのは、そこまで長くは感じられない。

シビウには観光スポットはあまりないものの、それなりに落ち着いて食べることができるレストランがいくつか見つかったし、シギショアラのように物乞いがそこら辺を歩き回っていて頻繁に遭遇するわけでもなく、そういった意味でマイナスの要素が少ない町という位置づけ。

町の中心部にある大広場は毎日通ることになったし、The Tower of the Councilを見たり、正教会の大聖堂を眺めたり、うそつき橋 (The Bridge of Lies)という橋の下をくぐって、旧市街から新市街に移動したり、ブラブラと歩いていた。

昨日、一昨日とひどく寒かった上に、食事に出る度になぜか小雨がぱらついてきて、天気はあまりよくなかったが、今日はかなり暖かく、町歩きには最適な1日となった。

そして初日に訪れた洞窟風のレストランに再び行って、ルーマニア名物のパプリカのスープとビーフストロガノフ、炒めた野菜と、Ciucというビールを飲んで帰ってきた。

昼は旧市街から離れたところにあるピザ屋でマルゲリータと赤ワインを頼み、ルーマニア最後の食事を楽しんだ。

このシビウはルーマニアの中では治安が良く、羽根を伸ばすことができた。

明日の朝には8時半にブダペスト行きの鉄道に乗るため、8時から始まるRamadaホテルの朝食には間に合わず、今日のうちにバナナとお惣菜として、きのこや野菜をグリルしたものを買ってきた。

帰りにはパン屋でチュロスを買い、明日の朝食にすることにした。

チェックアウトの時間が早いことを伝えておくと、ホテルの受付の人が、その時間までにサンドイッチを作っておこうかという事を提案してくれたので、その申し出に甘えてそのサンドイッチを昼食にすることにした。

何しろ10時間近い移動になるので、昼食も用意しておく必要がある。

それにしても、これだけの時間があると、東欧から日本まで、飛行機だったら移動できるぐらいの時間ということになる。

そう考えてみると、ルーマニアからハンガリーのブダペストまでの道のりはなかなか遠い。

とはいえ、明日の今頃の時間にはもうすでに国境を越えて、ハンガリーのホテルにいると思うと、なんだか不思議な気がする。


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