セブには、豚カツ専門店があって、その名もずばり、「TONKATSU BY TERASAWA」。
この店は、セブのみならずマカティーにもあった。
マカティーの場合には、グリーンベルトというショッピングモールに入っていたが、その前は日本風の洋食屋で「MA MAISON」という名前だった。
ここの店のハヤシライスが好きだっただが、潰れてしまったと思ったら、豚カツ専門店に様変わりしていた。
看板をよく見ると、この「MA MAISON」という表記が小さく出ていたので、完全に別のテナントに入れ替わったのではなくて、同じオーナーでリニューアルしたという扱いらしい。
マカティーに住んでいた時は、リトルジャパンという和食レストランが密集しているエリアがあったので、豚カツ専門店に行く機会はそこまで多くはなく、数回行った程度。
グロリエッタに「銀座梅林」ができたので、そちらにもカツ丼を食べに行ったりしていた。
アヤラセンターの和食では一強
セブに移住してきてから、アヤラセンターに食事でほぼ毎日訪れるようになったが、ここで和食を食べたいと思ったら、ほぼ「TONKATSU」一択となっている。他にも、「Red Kimono」や、「東京弁当」という和食店があるにはあるが、正直おいしいとは言えない。
明らかに、日本人が作った店ではなく、現地の人が何となくのイメージで作っているメニューで、そもそも米が美味しくなかった。
ということで、おいしい米をアヤラセンター内で食べられる店として、この「TONKATSU」という店があるが、こちらはその名の通り豚カツ専門店で、普通の豚カツから味噌カツ、さらにはカツカレーやカツ丼も用意されている。
肉はヒレとロースがあるので、好きな方をチョイスできる。
基本的に、ご飯とキャベツとけんちん汁がおかわり自由となっていて、よく食べる二十歳位の人にも良さそうだが、あまりそういった人を見かけることはない。
「TONKATSU」には、セブに住んでいる間たびたび通っていたが、客層としては半数位が日本人で、残りはそれ以外の外国人。
フィリピン人らしき人が多いので、フィリピンの所得水準がかなり上がってきているのを感じる。
というのも、この店の単価は一人千円位なので、バイトをしたときに時給百円程度が相場と言われるフィリピン人の平均的な所得を考えると、それなりに高級な店という扱いになる。
しかしながら、ランチにしろディナーにしろ、そこそこ人が入っているところをみると、フィリピンでも中間層が育っていることを如実に感じる。
「TONKATSU」の場合は、どうしても豚カツ専門店なので、あくまでも主役はカツで、さっぱりしたものを食べたいとか、魚を食べたい時には需要を満たすことができず、仕方がないのでアヤラセンターの外に行くしかない。
例えば、「夢屋」とか「居酒屋呑ん気」といった店に行くことになるが、他にも少し足を延ばしてITパークに行けば、「知暮里」もある。
ただし、渋滞の激しいセブの夕食の時間帯に、わざわざタクシーに乗る気にもならず、やはり徒歩圏内で済ませてしまうのが実際のところ。
セブはそれなりに和食レストランが充実しているが、交通の便が悪いのが残念なところ。
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