先日は台北最大の夜市である士林夜市へ行ってきたが、今夜はFortune Hiya Hotelから近い寧夏夜市を訪れた。
日曜日だったこともあり、混みあう前の時間帯を狙い、午後6時ごろに到着。
場所としてはMRT(地下鉄)の中山駅が最も近く、駅を出てからひたすら大通りの南京西路を西に向かって歩くだけ。
そうすると右手に寧夏路と言う通りが出てくるのだが、そこで寧夏夜市は開かれている。
実際には、南京西路を歩いていると右側に屋台が並んだ通りが見えてくるため、それを目印にしたほうが手っ取り早い。
油化街の東に位置しているので、セットで周るのもあり。
こちらは士林夜市に比べると、圧倒的に小規模で回りやすい。
何しろ一本道に店が密集しているので、全貌を把握するのも容易。
どことなくアットホームな空気が流れていて、初めて来た場合であってもすっと溶け込むことができる。
とはいえ、スリは多いようなのでその点にはご用心を。
南京西路から行くと、まず最初に目に入るのは射的や金魚すくい、エビすくい等の屋台。
そこを抜けて行くと、食べ物の屋台が左右にずらっと立ち並ぶ。
その屋台の左手にも店舗が軒を連ねていて、寿司や台湾スイーツ、中華料理等を出す様々な店が存在する。
寧夏夜市にも士林夜市に出ているような店の大半は出店している。
甘酸っぱいゼリー入りの飲み物や、焼鳥、海産物を焼いた串、カラスミ、イカ焼き、たこ焼き、カツレツ、フライドチキン、カットフルーツ等々。
ただし、たい焼アイス等の珍しい食べ物については士林夜市ならではの場合があるので、寧夏夜市で完全に網羅することはできない。
今回は土日連続で寧夏夜市に通ってしまったが、その中でもお勧めの店についてまとめておこうと思う。
一般的には牡蠣オムレツやシフォンケーキがお勧めの品として紹介されることが多いようだが、今回はそれ以外でおいしかったものを厳選してみた。
台湾スイーツ
寧夏夜市の中でも屋台ではなく、その脇にある店舗で食べた台湾スイーツは問答無用においしかった。
ただし、この手の台湾スイーツはあまり当たり外れがないので、他の場所で食べる機会があるのであれば、あえて寧夏夜市に来たときに食べなくてもいい気はする。
日程的に余裕がなくて、台北から去る日が迫っているということであれば、台湾スイーツはぜひとも味わってほしいので、寧夏夜市のこの店でも、他の店でも入っておくことをお勧めする。
様々な味のエッグタルト
マカオは本場のエッグタルトを出す街と聞いたことがあり、地元在住の日本人に有名店に連れて行ってもらったことがある。
マカオは中国の特別行政区だが、台湾と似たような雰囲気がある。
そして、寧夏夜市ではエッグタルトを出す屋台を発見したのだが、スタンダードな味だけではなく、ストロベリーやマンゴーチーズ、チョコレート、コーヒー等の独特な味も。
私はマンゴーチーズ味を注文したが、これがおいしかった。
かなり食べ応えがあるので、お腹がふくれてしまうことには要注意。
寧夏夜市では美味しそうなものがたくさんあり、お腹の容量をできるだけ消費したくないという欲求に駆られるが、エッグタルトは見た目よりもお腹にたまる。
それでも食べるだけの価値は十分にあった。
ピーナッツ・ゴマを和えた餅
個人的に寧夏夜市でのおすすめ度ナンバーワンは、南京西路から行った時に右手に見える屋台で買える餅。
茹でた餅は子供の頃に食べたつきたての餅に近い食感で、柔らかく表面はすべすべで、モチモチしている。
そこにピーナッツとゴマの甘めの味で食べるのだが、これが絶品で2日連続で食べてしまった。
店のおばさんが親切で、片言の日本語も通じるので、ピーナッツから食べたほうがいいとか、向こうの席が空いているとか世話を焼いてくれた。
わざわざ台北に来てまで餅を食べなくていいと思うかもしれないが、この店の餅は十分に食べるだけの価値がある。
ただし2個セットになっている上、一個がかなり大きいので、それだけでも随分お腹がいっぱいになってしまうのは困りどころ。
この餅をトッピングしたかき氷も出しているので、涼みたい場合はそちらをチョイスするのも1つの手。
しかもかき氷の場合は餅を1個にするのか2個にするのか選ぶことができるため、他の食べ物のためにお腹をいっぱいにしないでおくことも可能。
中山駅近くに泊まるなら来る価値がある
寧夏夜市には、わざわざ地下鉄を乗り継いでまで行く必要はないと思う。何しろ台北市内には数々の夜市があり、近場で済ませたい場合には多かれ少なかれ似たような場所があるから。
そして規模を求めるのであれば、士林夜市の方がずっと大きい。
そう考えてみると、中山駅や北門駅付近にホテルを取っているとか、何らかの理由で夕食どきに立ち寄る機会があるといった場合に利用するのが、寧夏夜市の上手な活用法だろう。
個人的にはまだ何日か台北にいられるので、その間に寧夏夜市に来ることがありそう。
毎日が日本のお祭りや縁日のような雰囲気で楽しめるのも、どこか懐かしい雰囲気を味わいながらおいしいものを食べられるのも、ここの魅力。
なお、おしぼりやティッシュは提供されていないことが多いので、ポケットティッシュやウェットティッシュを持って来ると役に立つ。
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