シンガポールに住まず、マレーシアを選んだ理由

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シンガポール、ラッフルズシティ。

このショッピングモールの地下街で
食事をするのが好きだ。

落ち着いた雰囲気、
世界各国の食を堪能でき、
さすがは東南アジアNo.1の発展を遂げた
シンガポールだと実感する。

何より、薄暗く設定された照明が
むやみに好奇心を刺激してくる。


近くには有名なラッフルズホテルもある。

交通の要所でもあるため、
ちょっと立ち寄るにもいい場所。

シンガポールを訪れた際は、
高い頻度で足を運ぶ場所だ。



私が初めての海外移住を決めたのは、
このシンガポールの隣町、ジョホールバル。

ジョホールバルはマレーシアなので、
別の国ではあるものの、
1時間もあれば移動できる。

そして、移動の際に必要な出入国カードも、
シンガポールからマレーシアに入る際は
移住して1年たたずに不要になった。

とは言え、
シンガポールに行くには
車をチャーターしたり、
タクシーやバスで移動する必要がある。

ジョホールバルは
良く言えば、自然の多い街。

悪く言えば発展途上。



なぜ、シンガポールに住まないのか?

そんな質問を何度も受けた。

たしかに、シンガポールの方が便利。

実際、ネット世界での有名人の移住先は
シンガポールと香港が定番になっている。

そんな中で、ジョホールバルという
知名度が低く、
発展度も中途半端な街に
移住したのには理由がある。


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馬車馬になりたくない

サラリーマン時代には、
給料が安かったために
節約してもお金は大して残らなかった。

そもそも、1円も使わなかったとしても、
年間に300万円程度しかたまらない。

無論、お金を使わずに生きていくことなど
できるわけもないため、
その金額にも大きく届かないことになる。

その状態では、
「食うために稼ぐ」状態が続いていく。


独立して収入は増えた。

稼ぎの桁も変わった。

ただ、そこで生活レベルを上げれば、
稼ぎ続けなければならない。

ビジネスはどこかで
うまくいかなくなるかもしれない。

破綻しないとしても、
勢いはなくなるかもしれない。

仕事をしたくなくなるかもしれない。


しかし、収入が途絶えたら生活が
成り立たなくなってしまうとしたら・・・

これは自由とは程遠い生活。

ただのぜいたくな生活の馬車馬だ。


収入=支出である限り、
金額の大小に関わらず、
その生活は不安定だと思っている。

人生は何が起こるかわからない。

事故や病気で働けなくなる可能性もある。

そんな時に路頭に迷うようでは、
安心など得られない。

だからこそ、私は資産を作ることを
重要なテーマとして考えている。



そのため、私は収入の伸びに対し、
支出の伸びは数分の1になるように
生活を保っている。

それでも、気が向いたら海外旅行に
毎月のように行ったり、
5つ星ホテルに泊まるぐらいはできる。

そして、東南アジアの安い物価を利用すると、
支出額を増やさなくても快適に暮らせる。


これが、シンガポールに行くと
事情が一変する。

東京の中でも一等地の港区と同等の
家賃や物価の水準であるため、
もはや東南アジアに住むことで得られる
物価のメリットは存在しない。

たしかに商品・サービスの質、
街としての完成度は先進国レベルだが、
これではバンクーバーやロンドンと
大した差はないだろう。

シンガポールである程度
余裕のある暮らしをするなら、
月に100万円近くかかると言うのは、
シンガポール在住のある富豪の話だ。

シンガポールでも安い食事等はあるが、
それらを渡り歩くならシンガポールに住む
メリットがそもそもない。

ある程度のぜいたくをする前提じゃなければ
住むべき国ではない。


それでも、シンガポールに住みながら
収入>支出の状態は保てる。

ただ、それでは将来のために
資産を作るスピードは遅くなる。

シンガポールの3分の1以下のコストで
快適に暮らせるジョホールバルなら、
加速度的に資産構築に資金を回せる。

これが、シンガポールを移住先から
外した理由だ。



多くの人は、
収入の額を支出の上限にする。

しかし、賢明なお金持ちを見ていると、
収入から支出を引き、余った額を投資に回す。

投資から入ってきたお金で
ぜいたくをするというサイクルを取っている。

こうすれば、収入の一部は依然として
資産構築(投資)に流れるため、
資産の金額も増えていく。

それでいて、投資からのリターンで
いい暮らしをすることができる。

こうして、お金持ちの資産は加速度的に
増えていくことになる。


私もまた、
こうした仕組みを持つために、
投資について学び、実践している。

馬車馬から抜け出すための戦略。

そこには投資の力は外せない。

その一方で、巷では投資に関して
うさんくさい情報が出回っている。


私も、株とFXで7桁の損失を出したことも・・・

そんな反省も踏まえ、
ある投資家から投資について多くを学んできた。


お金を稼ぐことは大切だが、
入ってくるお金を常に使いきっていれば、
永遠の堂々巡りが続いていく。

その輪を断ち切るための第一歩は
収入>支出にすること。

ただ、余ったお金を寝かしておくだけでは
自由を手に入れることは難しい。

むしろ、インフレになれば
現金の価値は目減りしてしまう。

投資をする、しないに関わらず、
お金の本質については理解しておいてほしい。

これは世界4大自由を手に入れるために
大きな意味を持つ戦略となる。


ライフステージごとの居住国

向こう数年は物価の安い国にて
生活コストを抑えつつ、
資産を構築していく予定。

その後は物価の高い国にも住むかもしれない。

一度上げてしまった生活水準を下げるのは厳しいが、
こうした形で人生設計を組んでいけば
無理なく資産を増やしつつ、
快適に暮らせると思っている。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



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