前回ルーマニアのブカレストで髪を切って以来、そろそろ伸びてきたので、ハンガリーのブダペストで髪を切っておくことにした。
実は昨日の段階で、夕食の帰りに髪を切ってくる予定だったが、日曜日だったために軒並み美容院が閉まっていて、3軒の美容院が並んでいる通りを歩いても、どこも営業していなかった。
仕方がないので結局ヒルトンホテルの移動と共に、今日のうちに髪を切ってもらうことにした。
とはいえ、気乗りしたわけではなく、実を言うと他の日に回したい気持ちもあった。
というのは、今日はPizzicaで夕食にピザを食べてからSuttogo Piano Barに行って、ビールを飲みながら仕事をする予定があったから。
美容院に行って髪を切ってもらってから、食事やバーに行けばいいのではないかという声も聞こえてきそうだが、私の場合髪が短いこともあって、切った後は顔や服に髪がついて、首筋を中心としてチクチクと痛む。
そのため、美容院に行った帰りには、すぐにホテルに戻ってシャワーを浴びたい。
そこでしっかりシャンプーをして髪を落としたいが、わざわざバーに行く前にシャワーを浴びてしまうと、出掛けるのも億劫になる。
ただ今日は、ブダペスト最後の夜なので、美味しいビールをバーで飲みたかった。
明日にはセンテンドレに移動するので、向こうがどんな様子かはわからず、とりあえずブダペスト最後の夜を楽しみたかった。
面倒ながら美容院へ
夕食はランチが遅かったこともあって、軽めに済ませようと思い、ジロスと鶏肉の上に、目玉焼きやマッシュドポテトが乗っているものを頼んで、それ食べた。この店は、ブダペストの北駅の近くで、メトロのオクトゴン駅をエルザベート通りに沿って、北上したところにあった。
そこの一本裏通りのいくつかバーがあるようだったが、とりあえず先に髪を切ってもらわないと閉店してしまう可能性があるので、適当にきれいな美容院に入ってみた。
金額を聞いてみると、3500フォリントということで、日本円にすると、だいたい1700円ぐらい。
手順としては、まずは髪を洗ってもらって、その後カットが始まり、終わってからはシャンプーはなしで、ドライヤーで残っている髪を飛ばして、その後ワックスでスタイリングという流れ。
ちょっと特殊だったのは、髪を切る前に、シザーorマシーンと聞かれ、ハサミで切るのか、それともバリカンを使うのか質問された。
その両方ということで答えた結果として、提示された金額が先程の3500フォリントだった。
注文したのとは若干違う髪型になってしまい、トップの部分が短すぎて、坊主頭のようになってしまったのは気になるが、とりあえずはしばらくすればもう少しシルエットがどうにか持ち直すのかもしれないし、失敗したからといってどうということもないので、一先ず髪が伸びるのを待つことにしよう。
そして、再びオクトゴン駅を通り過ぎて、そのままエリザベート通りを南下し、ショットバーという名の店で、Dreherの500mlのジョッキを頼み、ドラフトビールを飲みながら、現在抱えている案件のアイデア出しを行った。