ビールの飲みすぎでブダペストにてお腹を壊した


ここ最近のブダペストの気候は暖かい日が多く、Tシャツやキャミソール姿で道を歩いている人も目立つ。

その一方で冷え込んでくると、ジャケットぐらいはないと肌寒くて、シャツ1枚ぐらいでは寒くて外に居られない日もある。

しかしながら、大まかなトレンドとしては暖かくなる方向に向かっているので、ビールやソフトクリームが美味しい季節になりつつある。

ヨーロッパというと日光が足りない印象があるが、まだ5月ではあるものの、夜も8時ぐらいにならないと暗くならないし、朝も6時ぐらいにはすっかり明るくなっている。

日差しが弱いかというと決してそんなことはないので、北欧やイギリスのような国はともかく、ハンガリーを始めとした東欧に関していうと、決して太陽の光が不足している印象は受けない。

にもかかわらず人々は陽の光を求めているのが、ヨーロッパの不思議なところ。

それはそうと最近は、Warmup BarやRed Ruin Bar、Jonas Kezmuves Sorhaz等のバーめぐりをしたり、食事の後でソフトクリームを食べたりしていたら、さすがにお腹が冷えたのか、調子が悪くなった。

ここ最近ソフトクリームというと、以前好きだったピスタチオ系のものよりも、もっとさっぱりしたものがよくなってきて、ブルーベリーやラズベリー、ストロベリーなどを混ぜたベリー系のものかレモン、あるいは物珍しさからラファエロという種類の味を頼んだりしていた。

ビールもバーを移動しながら飲んで、現地のGösserとかDreherとか、そういった銘柄を飲んでいる。


静かさを尊重したバー

先日行ったピッグラビットというバーでは、店の前に「Respect quiet hours」、というメッセージが張り出されていて、良い言葉だと思った。

バーというと騒がしいところが多いし、スポーツバーなどであれば、みんなで一緒に観戦して、大声を出して楽しむのが醍醐味の一つとなっている。

しかしながら、その一方で、こうして静かに飲める場所があるのもうれしい。

特に一人旅なので、別に大騒ぎしたいわけでもなく、むしろのんびりと本を読みながらビールを飲みたいので、その意味ではちょうどいい店だった。

このピッグラビットという店は、Kalvin ter駅の近くにある。

この辺りはバーが非常に多いところで、飲むのには困らない。

しかし問題なのは、急激にお腹が痛くなってきたことで、明らかに問題があるのがわかり、そのままトイレに駆け込んだ。

これはさすがに胃腸を休めなければいけないということで、1日はビールもソフトクリームも食べずに過ごしたが、少しよくなってきた翌日には、結局白ワインを頼んでしまった。

しかも1dlと書いてあったので、少量だけ出てくるかと思いきや、なぜかグラスになみなみと注がれ、何も言わなくても2dl分出てきたらしい。

結局それを飲んだ上に、帰り道でチョコレートの溶けかけのソフトクリームを買ってしまい、再びお腹を冷やすことになったが、今日になっておおむね治った。

ちなみに、ソフトクリームが溶けかけだったのは、もう店じまいをしようとしているところで、他の味はすでに撤収されていて、バニラかチョコしかない状態だった。

一番調子が悪い日は、軽く夕食を済ませようと思ってジロスを食べて、少しだけ散歩をしていたら、急激にトイレに行きたくなって、急いでホテルに戻り、全く余裕がない状態に陥ってしまったが、やはり旅の間の体調管理は重要。

どうしても東欧にいると飲みすぎになりがちなので、その点は気を付けなければならないと改めて思った。


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