ブダペストは、ドナウ川を挟んで西側がブダ地区、東側がペスト地区に分かれている。
私が宿泊しているのは東側だが、エリザベス橋やセーチェーニ鎖橋を越えて、何度か西側のブダ側に渡っている。
今日もホテルで借りた自転車を使って、ブダ側まで行ってきたが、途中で自転車を停めて、ゲッレールトの丘に登ってきた。
こちらは階段や坂を上っていくことになるので、自転車を押していくのは体力的になかなかハード。
坂はともかく、階段もかなり長いので、電柱に鎖形の鍵で固定して、置いておくことにした。
ハンガリーを含めてヨーロッパの多くの町では、自転車を駐輪する時にただ鍵をかけるだけではなくて、電柱やポールに固定するのが一般的。
残念ながら、それだけ自転車の盗難が多い。
今回の場合、ホテルに2万フォリントのデポジットを預けて、自転車を借りた。
ゲッレールトの丘に登ってみた
ゲッレールトの丘は、下から見るとそこまで高いわけでもなく、いくつかの彫刻が飾られている。なおこれは正確に言うと、丘ではなくて山ということらしい。
正式名称で言うと、ケレン岳と称されているという。
途中でガサガサと左側で音がするので、何かと思ってよく見てみると、一匹だけだがリスを見ることができた。
バンクーバーのスタンレーパークで見てから、約半年ぶりのリスということになるが、相変わらず一目見るだけで和んで、なんだかラッキーな気持ちになる。
ゲッレールトの丘の頂上には、ツィタデラという建物もあるし、そこからブダペストの町を一望することができる。
ブダペストを一望できるスポット
橋や東側のペスト側を望むことができるのはもちろんのこと、このゲッレールトの丘の頂上を一周することによって、東西南北すべての方角を見渡すことができる。景色が良くて絶景というだけではなくて、ブダペストの地理を大まかに把握するためにも、非常に役に立つ。
この頂上からも、東駅は特長的な建物なので確認することができた。
駅の奥にはスタジアムらしき建物もあったので、間違いはないだろう。
橋を渡ってから500mlのペットボトルの水でも買おうかと思っていたが、残念ながら売店が見当たらず、結局一度ゲッレールトの丘を降りるまで、飲み物を手にすることが出来なかった。
この数日、ブダペストはとても暖かく、日中は20度を越える気温になっていた。
少々油断していたが、幸いなことに熱中症になったりすることはなかった。
結局、丘を降りてから、水を売る店よりも先にジェラットリアが見つかったので、そこでラファエロという名前のソフトクリームを買って食べた。
一瞬奇妙な味がした気がしたが、次の瞬間に様々なことが脳裏で繋がった。
以前にポルトガルのコインブラで食べたパン屋で売っていた、巨大な白い貝殻のようなお菓子は、食べようとした途端に外側がぼろぼろと崩れて大変だったが、その時の味とか、ヨーロッパを周って感じる一部の教会のにおいとか、そういったものを連想する不思議な味だった。
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