クアラルンプールのホテルでのトラブル



クアラルンプールでは一つ決まった宿があるというわけではないので、ここまで4つの宿を1泊ずつ転々としてきた。

基本的に問題のない部屋もあれば、椅子がないという状態に直面したホテルもあった。

本当は2つ目のホテルにそのまま泊まりたかったものの、アゴダで予約しようとしたら既に満室になってしまっていたので、仕方なく空室のある近くのホテルに移動した。

そして4つ目のホテルで、最も大きな問題が起きた。

まず第一に、セーフティーボックスの電池がないらしく表示がすぐに薄れてしまって、開閉が出来なくなってしまった。

閉まった状態で固まったわけではなくて、開いたままの状態でロックが出来なくなったので中のものは取り出せたものの、これでは安心して出かけることが出来ない。

ホテルのフロントに電話をして新しい電池を持ってきてもらったものの、すぐには直らず、どうもICチップというか電子盤の部分に問題があるらしく、これは使えないと言われた。

フロントにもセーフティーボックスがあるので、それを使うこともできると言われたが、フロントのセーフティーボックスではホテルの従業員が開けようと思えば簡単に開けられるわけなので、これは信用することが出来ない。

そこで部屋を変更してもらうように申し出たところ、それはスムーズに対応してもらった。

しかしここからが問題で、新しく入った部屋もセーフティーボックスが予めロックされた状態になっていて、当然そのロックされた4ケタの数字が分からないので使うことが出来ない。

それをもう一度フロントに連絡をして人を呼んでもらったところ、やって来たスタッフが目に見えて苛立っていて、対応は投げやりだし、捨て台詞のように「30分後にまた来る」と言って去っただけ。

しかも30分経っても誰も来ないし、その後こちらから連絡をしたら入れ替わり立ち代わり別のスタッフが来て、その中でマネージャーと思われる人物に30分前の件を話すと何故かジョークを飛ばしたかのように笑って流すだけで、その従業員の態度を問題視している様子もない。

結局6時過ぎに夕食に出ようとしたら、9時前まで拘束される結果になって、もう二度とそのホテルには泊まらないことを決めた。

これはブキビンタンにあるアルファジェネシスホテルと言うところで、つなぎとして使った5000円程度の中級ホテルということなる。

ブキビンタン近くには1000円から2000円程度の安宿から、1泊2万円から3万円する高級ホテルまで様々なところが並んでいる。

それにしても、今回のアルファジェネシスホテルのような対応は、クアラルンプールでこれまで色々なホテルを渡り歩いてきた中で初めて。

セーフティーボックスが二部屋連続で使えないのも考えられないし、3時間近くも待たされて謝罪の言葉一つなく、しかもその中のスタッフの対応が明らかに威圧的で、もはやホテルマンとして問題があるというよりも、人間性としてどうなのかと思ってしまう対応だった。

幸いなのはホテル暮らしをしていると、こういったホテルはすぐに切り捨てることが出来るということ。

コンドミニアムのようにスタッフの対応が悪くても契約が1年になっているとか、そういったことがないのがせめてもの救いと言える。

この出来事の後はマジェスティックホテルに移動し、快適な滞在ができた。

よく読まれている記事

1位:海外移住の電子書籍を無料プレゼント中

2位:フィリピン永住権、クオータービザを取得完了

3位:マレーシアに移住して分かった生活費・ビザ・仕事・食事の現実



メールアドレス

ページの先頭へ