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私は日本を出てから9年目になる。
海外移住をして後悔することはあるのかと、
これから他の国で生活しようか迷っている人から
聞かれることがある。
結論としては、後悔はない。
そもそもの話として、
私は会社からの辞令でやって来たサラリーマンではないし、
現地で起業しているわけでもない。
仕事はネットを通じる形で行うので、
日本から海外に移住した時も困らなかったし、
今から帰国しても何の支障もない。
つまり、いつでも戻れる環境がある。
もし今の生活を選んだことを後悔していたら、
私の住まいはすでに日本のどこかに戻っているだろう。
「とりあえず」海外に住んでみることにした
マレーシアに引っ越したのが初めての海外移住だったが、あの時にはずっと海外で暮らすことを決めていたわけではない。
暫定的にというか、
とりあえずマレーシアに住んでみようという気持ちだった。
そして、その後は再び下見なしでフィリピンへ移住。
こんな生活をその都度選んでいる。
住まいを何年も固定化するつもりがないので
今後の予定についても色々考えているのだが、
その候補の中に日本はない。
これが海外移住を後悔しているかどうかの
象徴的な答えだと思う。
日本に約30年住み続け、
今は海外に移住して暮らしている。
来年も別の場所に住むのだろうが、
その候補はすべて外国のみ。
海外でも美味しい和食を食べることができるし、
正直な所、日本に住むメリットがよく分からない。
実際、私はいまだ一時帰国すらしていない。
それは理由がないし、面倒にしか感じないから。
日本に行く手間をかけるなら、
つい代わりに他の国に旅行へ出てしまう。
実際に海外に住んでみると、
意外にそんなものなのだと思う。
もっとも、現地で仕事をしている人は別かもしれない。
仕事が思うように進まなかったり、
収入面でイライラすることもあると聞く。
たとえばマレーシアだとラマダンの断食中は
どうしても仕事の効率が落ちて思うように進まないらしい。
私の場合はあくまで生活面での話であることが前提になる。
永住は圧倒的に厳しい
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単なる海外移住に比べ、永住となると条件は変わる。
どこか特定の国に住み続けることになるが、
これはハードルが一気に上がるし、
後悔することも増えるだろう。
一生どこかの国を住まいにしなければいけないと言われたら、
たとえ好きな国でも不満を持たずに暮らせる自信がない。
というより、まず無理な話だろう。
日本人がせっかく日本を出て暮らす以上、
しがらみを減らして自由度を上げたい。
その意味で言えば、
どこかの国に永住するというのは、
スパンが長引くほどに苦しさが募るだろう。
もちろん結婚して婚姻ビザを特定の国で取得し、
家族を持って暮らす場合には
気楽に居住国を変えられないだろうし、
永住が必要になるパターンはいくつかある。
ただ、個人的にはそうした選択肢は取りたくない。
後悔しない選択をしたいというのもあるが、
それ以前に軌道修正しやすい生き方をしたい。
最初からすべての出来事を見通すことなどできないし、
随時最新の状況に照らし合わせて対応するほうがいい。
まして世界情勢が不安定である現在なら、なおさらだろう。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
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日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
電子書籍の目次等も掲載しているので、
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