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ニュルンベルクはすっかり秋模様



夕方にニュルンベルクのホテルにチェックインし、ネット接続を試みて失敗したり、荷物を軽く整理したりしてから町に出た。

夕食をとることが外出のメインの目的ではあったが、それ以外に翌日の朝食を買うことも重要なテーマの一つ。

そんなこともあって、せっかくなのでニュルンベルクの旧市街をブラブラと歩いてみることにした。

宿泊していたインターシティホテルからは、2分ほどで旧市街まで到着するので、立地においての利便性が高い。

この日は土曜日だったが、店は普通に開いていて、夕方であってもとても賑わっている町だった。

そして印象的だったのは、城壁のそばの木々がすでに黄色くなったり赤くなったりして、紅葉がかなりの部分まで進行していたこと。



紅葉の時期のニュルンベルク


翌日の日曜日も朝から出かけてみたが、城壁の北部にある城の壁に蔦がからまっていて、その蔦が真っ赤に紅葉していて、とてもきれいな光景だった。

ニュルンベルクの旧市街の周辺は意外にも緑が多くて、そこら辺に散歩道もできていたので、かなり暮らしやすい町なのではないかという印象を受けたし、紅葉もとてもきれいだった。

この3年ほど、季節のない国に住んでいたので、こういった秋の気配を感じることはなかったし、そういった意味では新鮮に感じている。

といっても、これまでポーランド以降は全て秋だったり冬だったりしたので、特別ニュルンベルクだけが斬新だったわけではないものの、他の町とはまた違った趣があったのも事実。

この旧市街の中には川も流れていて、その川にかかっている橋も非常に美しく、そこら辺は一見の価値があるという風に感じたし、おそらく秋かもしくは雪が降った冬の日か、どちらかが一番見所になるのではないかという感じがする。

ニュルンベルクは春よりも秋の方が訪れるには適しているというのが、現地を見ての感想。

単純にドイツの物価のことに関して言うと、やはりチェコのプラハやポーランドのクラクフに比べて、ニュルンベルクはだいぶ割高で、5割から7割ぐらいはレストランの金額が高くなる。

下手をしたら倍ぐらいはかかる感じすらあるので、そこら辺に関して言うと、隣接している東欧の国に比べて、かなり割高になっている。

これも当然の話で、ドイツと言えば、EUの中でも経済を牽引している国なので、物価がそこまで安いわけではない。

そんなことを色々思いながらも、とりあえずはドイツまで来たことだし、ソーセージが食べたいということで、1日目の夕食はスープとホットドッグになった。

意外にもニュルンベルクにはアイリッシュパブが数多く存在していて、アイリッシュシチューであるとか、鮭の料理とか、そういったものも気軽に食べられるようになっている。

アイリッシュパブを見かけることはたびたびあったものの、ニュルンベルクにおいてはかなり軒数が多いので、気の合う国同士なのかもしれない。

考えてみれば、アイルランドにしろドイツにしろ、イメージとしては手堅くまじめで、そこまで陽気ではないというか、おちゃらけてはいない国民性という部分があるので、そういった共通点をお互い好ましく思っていてもおかしくない。

適度に距離が離れている国同士なので、近隣の国のような敵対関係にあったり、ライバル意識があったりしないところも、こういった関係の礎になっている可能性は十分にありえる。

あまりに近すぎる国同士は、過去に遺恨がどうしても残ってしまいがちな部分があるので、アイルランドとドイツの距離は、そういった意味ではちょうどいいのかもしれない。
とは言え、わざわざニュルンベルクまで来てアイリッシュパブに入る理由もないし、2日目以降はDelphiやWanderer Bieramtへ足を運んだ。


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