フィリピン・マニラで起業する際の特殊なリスク


マニラやセブで起業した人と話す機会が、
フィリピンに移住してから自然と増えた。

すでに社員を30名以上雇っている人、
まだ準備中の人、
駐在員や現地採用で雇用され
サラリーマンとして仕事をしている人。

様々な状況の人から生の情報を聞けている。



起業家として見ると、
フィリピンのピラミッド型の人口動態や
発展する余地が大いに残されていること、
まさに現在がダイナミックな発展の最中にあることには
魅力を感じずにいられない。

停滞している市場よりも
伸び盛りの市場の方が結果を出しやすいのは当然。

売上も利益も伸ばしやすいし、
過去に日本で行われた仕事の構築法、
サービス等の提供で成功しやすいために
過去の経験も武器として活きてくる。

ビジネスチャンスが数多く眠っている場所として
マニラは確かに魅力的。

マカティやグローバルシティなら住み心地もいいし、
プライベートとのバランスも取れる。

個人的にはベトナムやマレーシアで働くよりも、
フィリピンの方が生活の質が上がると感じている。

マレーシアには2年住んだが、
あの国で何年も暮らすのは無理だった。


では、フィリピンでの起業は夢にあふれているのか?

現実的に考えてみると、
メリットもあるがデメリットも大きいというのが実際のところ。



フィリピン人vs日本人

マニラのグローバルシティにオフィスを構える
友人の経営者に聞いた話だが、
彼は日本人とフィリピン人の両方のスタッフを雇っている。

たしか合計で15人ほど社員がいたはず。

人数的にはフィリピン人が多く、
現場での仕事を彼らに任せて
日本人が彼らの管理やマーケティング等を
行っていくことが多いということ。

問題は社内の情報共有を考えた時、
どうしてもフィリピン人スタッフと日本人スタッフの間に
溝ができてしまうこと。

お互いに仕事の区分けの問題もあるし、
文化の違いもある。

そうなるとカテゴリー分けがされ、
特にフィリピン人スタッフから情報が上がりづらくなる。

時には取引先からのキックバックを
フィリピン人スタッフの間で分け合い、
会社には一切の報告がなく隠蔽していることもあったらしい。


こういった不正行為があると、
コーポレート・ガバナンスやコンプライアンスの面でも
不安が出てくる。

社長が違法行為の認識がなくても、
フィリピン人スタッフが賄賂を受け取る等の
不正行為に手を染めていたら・・・。

会社としては致命的なダメージに至る場合もありえる。


日本で日本人の社員を雇っても
雇用する側には様々なリスクがある。

しかし、マニラでフィリピン人スタッフを雇えば
さらにリスクが増すのも事実。

社内に隠れたトラブルメーカーが潜んでいるというのは
なかなかぞっとする話。

起業する時には、
どのような規模でやっていくかを
現実的に計画する必要があるだろう。

もちろん採用経路も含めて。



「命の危険を感じた」


バンコクで起業してタイ人スタッフを
80人以上雇っている社長と話していた時のこと。

彼がマニラ入りしてきたというので、
感想を聞いてみた。

その時に言われたのが、
「市場のシェアを奪いすぎたり、
目立ちすぎると命を狙われそうなのが怖い」
ということだった。

ちょうどドゥテルテ大統領が就任して
一時的に治安が乱れていた時のことだったのもあり、
フィリピンは麻薬の売人が処刑されることが日常化していた。

正規の法的手続きを踏まずに行われた行為のため、
実態の裏付けも不十分なままに。

こうした環境下でビジネスを行えば、
同業他社の逆恨みで身を危険にさらすこともありえる。

濡れ衣を着せられて命を落としたのではたまらない。


フィリピンが常に危険なわけではないが、
こうした時期が存在すること自体のリスクは無視できない。

いくら事業がうまくいったところで、
命を落としたら意味がない。

創業者の社長が急に亡くなってしまえば、
会社の継続自体もたいていの場合は困難だろう。

事業が軌道に乗った時のリスクも含め、
うまくいった後の人生設計。

これも起業する時には考えておきたいところ。

海外でビジネスを興せば、
その国で過ごす時間はどうしても長くなる。

仕事だけではなく、
プライベートも時間を取られるわけなので、
本当に住める国なのかどうかは確認しておきたい。



本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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