マニラのスペイン料理レストランTapellaでパエリアを30分以上待ってみた


グリーンベルトにあるTapellaというスペイン料理屋に入って、パエリアを頼んでみたところ、これから作り始めるので約30分掛かると言われた。

特に急いでいたわけでもないのと、iPadを持ってきていたので、漫画でも読みながら待っていればいいかということで、ハチミツとクローバーを読みながら待っていることにした。

やはりこういったちゃんとしたレストランは、時間がかかる時には待ち時間を伝えてくれるし、ここら辺はフィリピンでもしっかりしている。

ちなみに、同じくグリーンベルトのキンプラ(KIMPURA)という店で釜飯を頼んだ時にも、やはり25分程かかると必ず毎回伝えてくれる。

Tapellaは初めてだったので、かなりしっかりとした店だと思いながら、先に出されたSopa de ajoというスープを飲んだり、海老のアヒージョや生ハムと赤ワインを飲んだり、漫画を読んだりしながら待っていた。

スープがなかなかボリュームがあったので、思いのほかパエリアがくる前にお腹が一杯になってしまって、実際に出てきた時には半分弱しか食べられず、そのまま残していくのも申し訳ないと思ったので、翌日の朝食用に包んでもらって持って帰ることにした。

マニラでは、Tapellaの他にもIlustradoやCasa Armas等、時々行くスペイン料理店がいくつかあり、最近はLas Paellasに行ってきた。

そして、Tapellaに行く前に証明写真を撮ってもらっていたので、その現像が終わった頃かと思い、写真屋に行ってみることにした。

こちらの写真屋は普通のデジタルカメラで撮影するだけで、15分後以降に来てくれと言われていたが、なんだかんだ食事の時間があったので、1時間程してからそこに戻った。

すると、すでにその店が閉まっていて、翌日に証明写真が必要だったのだが結局使えなくなってしまった。

ちなみにグリーンベルトはマニラの中でも高級ショッピングモールの位置づけになるので、日本のイメージで言えば六本木ヒルズのようなイメージの場所で、基本的に現地の人が普段から行くような場所ではない。

そう考えると、早々に店を閉めるとどうなるかわかっていたはずだし、店を閉める前に私が取りに行く事もわかっていたはずなのだが、その辺は一切お構いなしに閉店したらしい。

結局その後、銀行の口座開設のために必要だった証明写真は、その店で写真を受け取っていては間に合わないので、他の店で撮り直すことになった。

そこでは写真を撮ってお金も払ってそのままになっていて、わざわざいらなくなった写真を取りに行く事もしていないし、引換券も破り捨ててしまった。

まだ時間は21時前だったので、ショッピングモールが閉まるような時間帯でもない。

他の店もほとんど閉店しているところが見つからず、その写真屋が1つだけ店仕舞いを早めに行っていた。

やはりここら辺の感覚は、フィリピン人にプロフェッショナルな意識を求めても無理があるのかと思わざるをえないところだった。


■Tapellaの基本情報
住所:Ground Floor Greenbelt 5, Ayala Avenue,, Makati, Kalakhang Maynila
電話番号:+63277572710


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