バンコクに住んで3年、タイの住みやすさを改めてまとめてみた


タイに移住してきた時期を振り返ってみたら、
いつの間にかバンコク在住歴が3年を超えていた。

パタヤで3ヶ月を過ごした時期を除くと
ずっとバンコクに自宅をかまえているが、
やはり他の国と比べても住みやすい。

日本人の移住先として人気のマレーシアにも
2年住んだことがあるが、
タイの方が明らかに住環境として優れていると感じる。

ということで、
今回はタイが住みやすい理由について振り返ってみることにした。

安定した気候

コンドミニアム
タイの季節は乾季(11月〜2月)、
暑期(3月〜5月)、雨季(6月〜10月)に分かれる。

気温は1年を通して基本的に半袖で十分だが、
年に数日は肌寒い日がある。

そのため、長袖の服も多少はあったほうがいい程度。

基本的に夏服で年中過ごせるため、
季節の変わり目に体調を崩すことも少ない。

穏やかな国民性

列に並ぶ人々
タイ人は人前で怒ることを恥にする文化もあり、
基本的に穏やか。

これはマレーシアに住んでいた頃と比べると
歴然とした差を感じる。

マレーシア時代にはタクシーに乗ると
高頻度で運転手が言いがかりのように
ありもしない追加料金を取ろうとしてきたり、
料金を後からふっかけてきていた。

断ると怒鳴りだしたり、
席を叩いたりすることもしばしば。

タイでもトラブルがないわけではないが、
基本的に穏やかな人が多いので
リラックスして過ごすことができる。

花粉症の症状が出ない

私はスギ花粉の花粉症がかなりひどいが、
タイに住んでいて症状が出たことはない。

もっとも、これはタイやバンコクに限ったことではなく、
海外に住み始めてから一貫して同様なのだけど。

夜も眠れないほど目がかゆくなり、
鼻水が止まらない日々にはもう戻れない。

医療の安心感

バンコクにはサミティベート病院、バムルンラード病院、
バンコク病院といった外国人向けの病院がある。

サミティベート病院とバムルンラード病院で
診察や治療を受けたことがあるが、
日本語通訳も付けてくれるし、
施設はきれいで豪華だし申し分ない。

バムルンラード病院には日本人の医師もいて、
診断を受けていて不思議な感じがした。

また、日系の病院として
DYMクリニックやサクラクロスクリニックも進出しており、
病気や怪我のリスクを考えても
日本人が安心して暮らせる環境が整っている。

食が充実している

野菜炒め
タイ料理ははまる人と苦手な人が
かなり極端に分かれる傾向にある。

辛さやパクチーをはじめとした香草が苦手だと
なかなかタイ料理には手が伸びづらいのも理解できる。

とは言え、パッタイやプーパッポンカレーのような
辛くないタイ料理もあるし、
なによりバンコクは国際都市らしく
各国の料理が充実している。

和食も例外ではなく、
バンコクは世界的に見ても
和食レストランが最も充実した街の1つだろう。

ちなみに、JETROの2020年の調査によると、
タイには4,094軒の和食レストランがあるとのこと。

日本人向けサービスの充実

多くの日本人が住んでいるだけあり、
タイには日本人向けのサービスがそろっている。

前述の日系病院や日本人通訳のいる病院もそうだが、
他にも日系の不動産会社、ビザ業者、
美容院、整体、日系スーパー等が進出している。

やりようによっては日本語だけでも生活できるため、
タイ語や英語が苦手な人でも住みやすい。

この傾向は特にバンコクに強い。

他にも日系業者はチェンマイにも多く、
こちらはリタイアメント層の日本人移住者が中心。

プーケットやパタヤは外国人向けのサービスは多いものの、
日本語が通じる場面は限られている。

逆にタイで不便なところ

プロンポン
もっとも大きな問題は言葉の面で、
タイでは英語がほとんど通じない。

ホテルの受付のような外国人向けの業種なら話は別だが、
街中で英語を話せる人に遭遇することは少ない。

これは以前に住んだマレーシアやフィリピンと比べても
はっきりした傾向。

その一方、タイ語は難解で文字も難しい。

ただし、タイで現地化した暮らしをするならともかく、
外国人向けのサービスが充実している国なので
普通に外国人らしい暮らしを送るのには問題ない。


他にもバンコクだと渋滞がひどく、
通常なら10分もかからない距離でも
混み具合によって1時間以上かかることはざら。

バンコク在住者でも到着時間が読みづらく、
移動の面でのストレスは否定できない。

他にも90日ごとに現住所を報告する
90日レポートが面倒といった問題もある。

とは言っても、
これらのデメリットを差し引いても
タイは住みやすさの方が勝るのは間違いない。



海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

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