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タイに移住してきた時期を振り返ってみたら、
いつの間にかバンコク在住歴が3年を超えていた。
パタヤで3ヶ月を過ごした時期を除くと
ずっとバンコクに自宅をかまえているが、
やはり他の国と比べても住みやすい。
日本人の移住先として人気のマレーシアにも
2年住んだことがあるが、
タイの方が明らかに住環境として優れていると感じる。
ということで、
今回はタイが住みやすい理由について振り返ってみることにした。
安定した気候
![コンドミニアム](https://ijuusya.com/29_151129.jpg)
タイの季節は乾季(11月〜2月)、
暑期(3月〜5月)、雨季(6月〜10月)に分かれる。
気温は1年を通して基本的に半袖で十分だが、
年に数日は肌寒い日がある。
そのため、長袖の服も多少はあったほうがいい程度。
基本的に夏服で年中過ごせるため、
季節の変わり目に体調を崩すことも少ない。
穏やかな国民性
![列に並ぶ人々](https://ijuusya.com/31_111654.jpg)
タイ人は人前で怒ることを恥にする文化もあり、
基本的に穏やか。
これはマレーシアに住んでいた頃と比べると
歴然とした差を感じる。
マレーシア時代にはタクシーに乗ると
高頻度で運転手が言いがかりのように
ありもしない追加料金を取ろうとしてきたり、
料金を後からふっかけてきていた。
断ると怒鳴りだしたり、
席を叩いたりすることもしばしば。
タイでもトラブルがないわけではないが、
基本的に穏やかな人が多いので
リラックスして過ごすことができる。
花粉症の症状が出ない
私はスギ花粉の花粉症がかなりひどいが、タイに住んでいて症状が出たことはない。
もっとも、これはタイやバンコクに限ったことではなく、
海外に住み始めてから一貫して同様なのだけど。
夜も眠れないほど目がかゆくなり、
鼻水が止まらない日々にはもう戻れない。
医療の安心感
バンコクにはサミティベート病院、バムルンラード病院、バンコク病院といった外国人向けの病院がある。
サミティベート病院とバムルンラード病院で
診察や治療を受けたことがあるが、
日本語通訳も付けてくれるし、
施設はきれいで豪華だし申し分ない。
バムルンラード病院には日本人の医師もいて、
診断を受けていて不思議な感じがした。
また、日系の病院として
DYMクリニックやサクラクロスクリニックも進出しており、
病気や怪我のリスクを考えても
日本人が安心して暮らせる環境が整っている。
食が充実している
![野菜炒め](https://ijuusya.com/m11_191013.jpg)
タイ料理ははまる人と苦手な人が
かなり極端に分かれる傾向にある。
辛さやパクチーをはじめとした香草が苦手だと
なかなかタイ料理には手が伸びづらいのも理解できる。
とは言え、パッタイやプーパッポンカレーのような
辛くないタイ料理もあるし、
なによりバンコクは国際都市らしく
各国の料理が充実している。
和食も例外ではなく、
バンコクは世界的に見ても
和食レストランが最も充実した街の1つだろう。
ちなみに、JETROの2020年の調査によると、
タイには4,094軒の和食レストランがあるとのこと。
日本人向けサービスの充実
多くの日本人が住んでいるだけあり、タイには日本人向けのサービスがそろっている。
前述の日系病院や日本人通訳のいる病院もそうだが、
他にも日系の不動産会社、ビザ業者、
美容院、整体、日系スーパー等が進出している。
やりようによっては日本語だけでも生活できるため、
タイ語や英語が苦手な人でも住みやすい。
この傾向は特にバンコクに強い。
他にも日系業者はチェンマイにも多く、
こちらはリタイアメント層の日本人移住者が中心。
プーケットやパタヤは外国人向けのサービスは多いものの、
日本語が通じる場面は限られている。
逆にタイで不便なところ
![プロンポン](https://ijuusya.com/04_141353.jpg)
もっとも大きな問題は言葉の面で、
タイでは英語がほとんど通じない。
ホテルの受付のような外国人向けの業種なら話は別だが、
街中で英語を話せる人に遭遇することは少ない。
これは以前に住んだマレーシアやフィリピンと比べても
はっきりした傾向。
その一方、タイ語は難解で文字も難しい。
ただし、タイで現地化した暮らしをするならともかく、
外国人向けのサービスが充実している国なので
普通に外国人らしい暮らしを送るのには問題ない。
他にもバンコクだと渋滞がひどく、
通常なら10分もかからない距離でも
混み具合によって1時間以上かかることはざら。
バンコク在住者でも到着時間が読みづらく、
移動の面でのストレスは否定できない。
他にも90日ごとに現住所を報告する
90日レポートが面倒といった問題もある。
とは言っても、
これらのデメリットを差し引いても
タイは住みやすさの方が勝るのは間違いない。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
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日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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