![雨の日のエカマイ](https://ijuusya.com/wwIMG_5503.jpg)
バンコクを含めてタイの雨季がいつかと言うと、
だいたい4月後半から10月頃となる。
4月と言えば、ソンクラン(水掛け祭り)が行われ、
1年でもっとも暑い時期。
直射日光はジリジリと肌を焦がすようだし、
日陰に入ってもバンコクはコンクリートが多くて
熱が充満している。
マレーシアに住んでいた頃、
バンコクへ4月にやってきたことがあった。
緯度としてはマレーシアのほうが南にあり、
より赤道に近いのにも関わらず
頭がふらふらして熱射病になりそうだった。
そんな4月も終わりごろからは雨が多くなり、
雨季に突入する。
4月から10月と一年のうち半分が雨季なので、
日本の梅雨に比べると期間が長く、
そこまで特別な時期ではないとも言える。
また、一日中しつこく雨が降るというよりは
スコールで短時間に猛烈な勢いで降り注ぎ、
その後はやむことが多い。
日本で言うところのゲリラ豪雨のように
短時間で容赦なく街を濡らしていく。
おかげでレストランで食事をして外に出ると、
雨は降っていないのに街中ビショビショで
ところどころ冠水していることも。
バンコクは治水管理が日本ほど発達しておらず、
スコールの後には水たまりが大量に発生する。
スクンビットの某5つ星ホテルの前の道ですら
冠水して濡れずには歩けなかったほど。
フィリピンやマレーシアに住んでいた時に慣れたが、
歩くのに支障が出るほどの冠水はどうにかしてほしい。
当然、車が通ると水を跳ねていくこともあるので
雨がやんだ後も要注意。
雨季のバンコク旅行の楽しみ方
![マッサージ店](https://ijuusya.com/tz6IMG_0941.jpg)
スコールが降っている間は、外に出ないのが鉄則。
傘をさせば防げるレベルではないので。
逆に言えば、
雨季でもスコールは数十分でやむことが多いため、
それを待てば外に出ることもできる。
バンコクの場合、
マッサージやスパが多いので、
雨が降っている間はそうした店で時間を潰す手も。
これなら1時間や2時間は簡単に過ごせる。
バンコクでタイマッサージを受ける場合、
250バーツから。
日本円だと900円程度となる。
本場タイでタイマッサージを受けるなら
人件費の関係もあって格安となる。
なお、バンコクから北上して
チェンマイだと1時間200バーツの店が多いため、
さらに費用は下がることになる。
マッサージ以外の時間の使い方としては、
スクンビット駅のターミナル21や
プロンポン駅のエムクオーティエ、
サイアム駅のサイアムパラゴンのようなショッピングモールを
訪れる手もある。
![ターミナル21](https://ijuusya.com/tz6IMG_2252.jpg)
上記3つのモールはすべてBTS(スカイトレイン)の駅直結なので、
簡単に行くことができる。
新興国のショッピングモールを見たことがなければ、
先進国と変わらないクオリティに驚くことだろう。
ターミナル21は比較的庶民的な価格帯の店が多く、
エムクオーティエやサイアムパラゴンの方が
高価格帯のブランドショップ等がメインになっている。
また、同じ買い物でもタイの物価の安さを感じたいなら
ナショナルスタジアム駅直結のMBKや
チットロム駅から徒歩10分ほどの
プラチナムファッションモールが有名。
プラチナムは文字通りファッション関係の店が集まっており、
服や靴、アクセサリー、バッグ等が置いてある。
館内は撮影厳禁となっており、
スマホで写真を撮るだけでも警備員がやって来る。
どうもテナントに入っている店の
仕入先を調べようとする業者等が多いらしく、
その対策らしい。
MBKはファッション関係以外に
お土産やスマホ、タブレット等の電子機器も扱っている。
![MBKのスマホショップ](https://ijuusya.com/tz6IMG_2034.jpg)
中古のiPhoneやiPadも置いてあるが、
時々不良品も混ざっているらしい。
サイアムパラゴンとMBKでは
モールの雰囲気も全く違う。
両方を楽しんでみるのも1つの楽しみ方だろう。
他にも映画を見てみるという手も。
500円程度の費用なので、日本に比べると格安。
もちろん言葉の壁はあるが、
他の国でどんな風に映画が楽しまれているかを見るのは
意外な発見があるもの。
タイ人は映画を見ながら声を上げたり、
感情を表す傾向にある。
それはマナー違反な人が多いのではなく、
そうした鑑賞の文化があるから。
雨季のスコールを避けるためには、
興味深い時間の過ごし方と言える。
ドッグカフェや猫カフェもあるため、
事前に場所を調べておいて訪れるのもあり。
サラデーンの猫カフェ、Cat Up Cafeは
BTS駅を降りて徒歩10秒ほどだし、
サイアム駅近くにはドッグカフェの
HoPs The House Of Pawsがある。
Cat Up Cafe
![猫カフェ](https://ijuusya.com/tz6IMG_1700.jpg)
HoPs The House Of Paws
![ドッグカフェ](https://ijuusya.com/tz6IMG_2318.jpg)
他にもプロンポンやエカマイからは
それぞれ駅からだいぶ離れているが
猫カフェとドッグカフェがあった。
タクシーを使い、
これらの店を訪れて癒されるのもよいだろう。
これらに限らず、
バンコクは街中におしゃれなカフェも多いため、
雨季には雨宿りも兼ねた休憩に重宝する。
屋外の観光は空模様を見てから
![ベンジャシリ公園](https://ijuusya.com/tz6IMG_2477.jpg)
バンコクの定番の見どころの1つは、
ワットプラケオや王宮だろう。
近くにあるワット・ポーもセットにして訪れたり、
チャオプラヤー川の向こうにあるワットアルンも
まとめて行く人も多いだろう。
これらは基本的に屋外で動くことになるため、
事前に空を見て不穏な雲がないかを確認して
タイミングを選ぶことをお勧めする。
雨季だと天気予報を見ても
スコールの時間帯までは正確には調べられない。
そして、1日中降るわけではないため、
空を見上げれば雨が降る直前かどうかは
かなりの確率で見定めることができる。
とは言え、その予想も時々は外れるのだが・・・。
思い返すと、
私も初めてタイを訪れた時、
ワット・ポーで土砂降りの雨に見舞われて立ち往生した。
結局、屋根のある場所で足止めされること1時間。
傘が無力なのがひと目で分かるほどの雨だった。
バンコクは高層ビルが多いので、
なかなか広く空を見渡せないのも難点。
とは言え、まったく確認しないよりは、
良いタイミングを選べる可能性は高くなる。
自分の目で判断し、
直感を信じるのも旅の1つの醍醐味かもしれない。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
![](https://ijuusya.com/wp-content/uploads/m12_142017.jpg)
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
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![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
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