ベトナムのテト(旧正月)の期間にホーチミンにやってきた



タイの滞在期限が迫ってきたので、しばらくベトナムを縦断することにしたが、ちょうどホーチミンを訪れたのがテト(旧正月)から3日目の段階で、まだ多くの店が閉まっている状態だった。

日本で言うところの大晦日や元旦は明けたものの、まだ正月三が日という状態なので、これはやむをえない。

最も盛り上がるテトの当日は逃してしまったが、その3日後にホーチミンに到着するというのもなかなかできない経験なので、それはそれで面白いかもしれない。


テトの時期の街中の様子は?


まずホーチミンのタンソンニャット国際空港に到着し、外に出るとタクシーの呼び込みは普通に行われていた。

空港を見る限り特にテトの影響はなく、いつも通りという印象。

そこでタクシーに乗って、ホーチミン市内に移動していく途中はシャッターを下ろしたレストランが多く、やはり旧正月中という特別な期間であることがうかがえる。

すでに2月なので日本では新年という感じは全くしないが、国によって暦の数え方が違ったり、文化によって新年の捉え方がずれているので、これは結果として休暇の国際的な分散になり、世界中で一斉に旅行客が動き出すよりはいいだろう。

一方で、予期していないタイミングで旅行先の国が休日であったり、新年や年末であったりすると不便を感じることもある。

たとえばホーチミンで観光をしようと思っても、観光施設が閉まっているというのも多々あるので、そういった場合にはなかなか不便なところ。

私の場合はそれほどがっつり観光をするというわけでもなく、どちらかというとのんびりと現地での滞在を楽しむという形の旅なので大きな影響はないものの、人によってはかなり不便を強いられる場合もあるので、気をつけて下調べをしておいた方がいいかもしれない。

ファングーラオ通りの近くにホテルを取っていたので、そちらにチェックインしてから日が暮れたばかりの街に繰り出してみると、この辺り一帯は旅行者やバックパッカーが多いということもあり、テトが明けていない今の段階でもほとんどの店が営業していた。






オフィスや役所関係はまだ休みが明けていないらしいが、ベトナムと言えどもすでに社会主義の雰囲気ではなく、通常の資本主義の国と同じようにニーズを満たすために動いていることがうかがえる。

それにしてもこの辺りの混沌ぶりというのはなかなかのもので、バンコクのカオサンを思い出した。

いかにも新興国という感じの無秩序さで、交通を見ても歩道が整備されているわけでもなく、そこら中に路上駐車のバイクや屋台があふれているため、真っ直ぐに歩くこともできない。

そしてバイクや車の交通が規制されているわけでもないので、轢かれないように注意しながら後ろも確認して歩かなければならず、なかなか厄介なところではあるのだが、不思議と居心地が悪くはない。

La Fiestaでメキシコ料理を食べてLiberty Central Saigon Citypointホテルに戻ることにしたのだが、結局この日はまだ二日酔いが治らず、ビールは飲むのをやめておいた。


食事をする前に声をかけられたマッサージ店があったので、シャワーを浴びた後マッサージでもしてもらおうと思ったが、その店が何故か見つからず、結局この日はこのまま眠ることにした。

そして翌日は街中をぶらぶらしていたりしたのだが、サイゴン中央郵便局は通常営業に戻っていたようで、テトから4日目にしてすでに業務を開始していた。

急に郵便局の話をしたのは、別に送らなければいけない郵便物があったわけではなく、サイゴン中央郵便局は観光スポットでもあるため。
フランス領時代の美しい建物だった。



ベトナム人の気質を見ていると、中国からの影響を強く受けているのは容易に理解できるものの、フランスからの影響は見えてこない。

しかし、ホーチミンの建築物を見ていると、フランス統治下の面影がそこかしこに残されている。


ファングーラオ通りは相変わらずで夜を中心に賑わっているし、この日は遠目から市営劇場(オペラ)やサイゴン大教会、アンクアン寺なども見てきた。

テトであってもタクシーはそこら中に走っているし、バイクタクシーも過剰に思えるぐらい多い。

ベトナムのサンドイッチであるバインミーを片手に街を散策していても、次々にバイクタクシーの勧誘を受ける。


テト中のベトナム旅行は避けるべき?


交通の面で特に不便をすることはなかったので、テトだからと言って旅行を控えなければいけない程の支障があるとは思わない。

ただ、あえてテトの時期を選ぶ必然性がないのであれば、他の時期にずらした方が無難。

ホーチミンでも休業している店が多いし、別の年にホイアンでテトを迎えた時には、毎日昼は普段以上に街が閑散としているのに、夜になると歩行者もバイクも異常な数になり、歩くのも大変なほどだった。

個人的には、このタイミングでベトナムを旅行するデメリットは感じても、メリットは見当たらない。


ちなみにベトナムのバイクタクシーはタイとは違って、ヘルメットの着用が義務付けられているらしく、必ず手渡される。

しかしながらこれによって何か皮膚病などの病気がうつらないかという疑問は必ず残るし、何だか気持ちのいいものではない。

もちろん使いまわしなので衛生的に保証があるわけでもなく、おそらく洗ったりすることもないのだろう。

早くホテルに戻って頭を洗いたくなった。

タクシーよりバイクの方が小回りが利くだけに多少到着までの時間は早くなるものの、やはりタクシーの方が快適であるというのが今のところの現地での実感。



本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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