フィリピンの永住権がセブ島暮らしで役に立っている




昨年、フィリピンの永住権であるクオータービザをマニラにて取得したが、今回セブに移動して暮らし始める上でも、この権利が役に立っている。

通常本格的に、どこかの国に暮らしたいと思ったら、まずはビザを確保することが先決になるが、永住権を持っていれば、既にこの問題はクリアしていることになる。

但しフィリピンの場合、観光ビザをイミグレまで行って、更新し続けることができ、これが最大で2年までとなっている。

但しこの2年というのは、必ずしも更新が保障されているというわけではなくて、担当官の判断によっては、却下されることもあり、ある程度安全な期間の目安としては、1年と言われることが多い。

そして、このイミグレでの更新というのは、マニラであればイントラムロスと呼ばれるエリアにある、移民局に行くことになるし、セブの場合は、Jシティーモールの中で偶然発見した。

このJシティーモールというのは、ASフォーチュナーストリートのところにあり、所謂セブシティに該当する。

そこそこコンドミニアムからも近いので、行こうと思えばタクシーを使って、全然行ける距離でもあるが、観光ビザの更新というのは、当然費用もかかるし、時間もどれだけかかるかわからない。

マニラにいる時には、まだ永住権を取れていない内から住み始めたので、観光ビザを更新していたが、この時にはすべて業者任せにしていたので、わざわざ自分で時間をかけて、更に言えば、片道1時間以上の道を渋滞に揺られて、車酔いをするような愚行をおかすことなく、人に全て丸投げをしていた。

だいたい千円か2千円ぐらい、ビザの更新費用に上乗せされるだけなので、往復2時間以上、更に+αで手続きの時間を使うことを考えると、やってもらった方が圧倒的にコストを下げることができる。

もちろんお金だけをコストとして換算するのであれば、自分で行った方がタクシーを使ったとしても安いことになるが、時間や労力までコストに参入すると、圧倒的に自分でやるというのは、割に合わないことになる。

しかしながらセブ島に暮らしているうちは、こういったことを一切気にすることなく、ただただ永住権の恩恵に与っていればいいので、その点はやはり楽。

うっかり観光ビザの期限が過ぎてしまう心配とか、そういったこともないので、頭の中をクリアに保つことができる。

又、もう一つのメリットとしてフィリピンの場合、原則として入国する際に、出国用の航空券を用意しておかなえればいけない。

この出国用の航空券というのは、フィリピンから日本に行く便だけではなくて、例えばセブから香港とか、マニラからバンコクとか、そういった他の国に行くものであれば、帰国便以外でも問題はない。

私もマニラに移住する際には、とりあえずマニラからシンガポールに行く片道の航空券を取って、それを捨てることにした。

当時はまだ永住権がなかったので、そういった航空券がないと、入国ができなかったため。

しかし今回のセブのように、移住するのかしないのかもよくわからずに、とりあえずやってきて、コンドミニアムを見てから滞在期間を決めるという場合であっても、クオータービザを持って入れば、永住権取得者ということで、無期限での滞在が許されるし、当然ながら出国用の航空券もいらない。

何しろ、ずっと住んでもいい権利を持っているわけなので、どこかのタイミングでフィリピンを出ていくという保証はなくても、向こうの国としても差し支えないため。

帰りの航空券の問題というのは、自由にあちこちを行き来していると、かなり面倒な問題で、できればギリギリになってから取るようにした方が、柔軟な対応ができる。

逆に早い段階で航空券を取ると、予定がガチガチになってしまうし、硬直化したプランの中で生活しなければいけなくなる。

そういったことがなくなったという意味でも、やはりフィリピンで永住権を取っておいて正解だった。



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執筆者、伊田武蔵
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