セブに移住した9月は、午前5時半くらいには日が昇り始めていた。
賃貸のコンドミニアムの部屋のブラインドが薄かったこともあり、外が明るくなったのを体が自然に察知して、だいたい5時半から6時くらいの間には目が覚めていた。
その後は軽く体を目覚めさせたり、前日分のメールチェックをしたりといった軽めの仕事をして、1時間ほどおいてから食事をしていたのだが、これは起きてすぐに胃腸に負担をかけないため。
まずはしっかりと内臓も含めて体を目覚めさせてから、軽めの食事をとるようにしていたが、当時はまだオートファジーについては対応していなかった。
食事がだいたい7時ぐらいだったのだが、バンコクにフライトしてから、一気に状況が変わってしまった。
と言うのも、こちらでのこの時期、1月の日の出というのは、だいたい午前7時で、セブに比べると1時間以上遅い。
しかも、セブからバンコクへのフライトがクアラルンプール経由だったこともあり、残念なことに夜中になってしまった。
ドンムアン空港に到着してからモーチット駅に移動すると、すでにBTSは終電が行ってしまった後で、乗り過ごしてしまうことに。
とは言え、その後すぐにタクシーを捕まえてホテルに向かったところ、トンローまでの道が異常に空いていて、おそらく2〜30分で到着したのではないかと思う。
タクシー代もわずかに400円ぐらいと通常の半分以下だった。
そこからすぐにシャワーを浴びたりしたので、lebua at State Towerにチェックインして実際に就寝するまでにも時間がかかり、結局寝るのは午前1時になろうとしている頃だった。
しかもまだシャワーを浴びたばかりで、体も火照った状態だったので、すぐには寝付けず、なおさら体内時計は狂ってしまった。
時差ボケというほどの距離はなかったし、わずかに1時間しか時差はないのだが、普段規則正しい生活を送っているのと、セブでは9時半ごろには寝ていたこともあり、翌日は大幅に寝坊をした。
と言っても、午前7時過ぎには起きて、そこから1時間ほどたって食事をしたので、8時過ぎに食事を終えて歯をみがいたのだが、この時ふと違和感に気付いた。
なんだかんだいってセブと同じ時間に目が覚めて食事も済ませたつもりでいたのだが、1時間ずれていることにようやく気付いたのだ。
さらにそれから3日経つが、こちらでの起床時間はおおむね7時になり、やはりセブとは時間がずれたまま定着した。
私の場合目覚まし時計等は使わないので、太陽の光を体が感じて自然に目が覚めるようになっているため、これは時差ボケの調整ができていないというよりも、その時間がずれているということなのだろう。
なお、セブの方がバンコクよりも1時間時間が早いので、バンコクで7時に起きているということは、セブではすでに8時になっているということ。
そう考えるとかなりの時間差ができていることになるが、今後は別にフィリピンを中心にして生活していくわけではないので、あくまでも基準は太陽。
さらに言うと、バンコクはナイトライフも充実している街で夜遊びもできるので、そういった意味で言うと、あまりにも早寝早起きだと都合が悪い。
これ以上時間を前倒しにするメリットはあまりないので、このままでいこうと思う。
来月はベトナムに行ってくるが、どうやら時差はないので、その調整は楽にすみそう。
フィリピンと比べると、東西の距離、つまり経度もほとんど変わらないので、時差の調整がないのは、かなり楽なところ。
バンコクでの滞在を快適なものにするため、昨日はBTSの駅でラビットカードも購入し、いちいち切符を買う時に列に並ばなくて済むようになった。
こうして徐々にバンコク生活の基盤が充実してきている。