お祭り好きな国民性を反映してなのか、セブではSinulog祭りの他にもいくつかのイベントがある。
まず、Sinulog祭りの本戦の前には、グランドパレードへの出場権をかけて熱戦が繰り広げられる予選のようなものが、セブのスポーツセンターで催される。
さらにはセブマラソンも決定していて、こちらは42.195キロのフルマラソンの場合、参加費が1400ペソから1800ペソとされている。
こちらの舞台はITパーク。
また、フィリピンで最大のアウトドアダンスパーティーであるライフダンスというものもあり、こちらは500ペソから1000ペソの料金となっていて、地元のDJばかりではなく、世界から集まってくるとのこと。
時期的には、Sinulog祭りと重複する。
また、娯楽フェスというものもあり、今年はテーマとしてカオスや大混乱を掲げている。
テーマに沿ったコスプレが見所となっているらしく、こういったイベントはマニラやジャカルタでも行われているが、セブもまた例外ではない。
また、山の上でキャンプをしつつ時間を過ごす、アウトパックスヘルスキャンプというのもあって、大騒ぎをするだけではなく、こういった自然の中で過ごす企画も催されている。
現地に住んでも意外にセブ事情に疎いまま
話は変わるが、今日Jセンターに行ったところ、映画がわずか170ペソという非常に安価なことが判明した。個人的には映画館で映画を観るのは嫌いではないのだが、事前に情報を調べなければいけないことや、入場の際に列を作って並ぶことは抵抗がある。
ここしばらくの新しい映画のラインナップとしては、スティーブジョブズやEXTRACTION、あるいはフィフティ・シェイズ・オブ・ブラック、ハウ・トゥ—・ビー・シングルといったものが予定されている。
現地に住んでいると、意外とこういったことには無頓着で、旅行者の方がかえっていろいろと下調べをして積極的にこまめに出かけていくところがある。
実際、もうセブを去ろうとする段階になって、いろいろと興味を持ち始めたが、コンドミニアムに住んで現地にいると、周りが騒がしいことでどうも何かのイベントがあることを察知する程度で、わかったとしてもわざわざ出かけるとは限らない。
というよりも、わざわざタクシーやジプニーを乗り継いでどこかに行こうという気にはめったにならなかった。
それだけ平穏な暮らしをすることができていたとも言えるし、意外に現地事情には無頓着というか無関心という側面もあった。
そんな中でも、スイーツに関してはいろいろな店を訪れていたが、今度セブに来る時には、バニラビストロアンドカフェや、LA MAREA、それからMEHL & ZUCKER Artisan Bakery辺りに足を運びたい。
アヤラセンターの中に入っているスイーツ系の店はほぼ網羅したのだが、それ以外はまだまだ手付かずのところがあるので、セブについては感動する余地が随分と残されていると感じている。