口が物寂しくてチェンマイをさまよった夜


夕方になってタイマッサージを受けた後、珍しくタイ料理を食べに行ってきた。

ここ数日はチェンマイも非常に暑く、最高気温が38℃や39℃と表示されている。

半月前にはハノイやフエにいたが、その時には最高気温が15℃とか20℃と表示されていたので、単純に数字でいうと倍以上になる。

そんな暑さにうんざりしつつも、夕方になれば随分と過ごしやすい温度に変わるので、そこら辺は熱帯夜に苦しめられる日本とはまた一風違うところ。

普段タイ料理といえばタイスキばかり食べているが、今日は少し違うものを食べてみようということで、辛くなくて食べやすいと聞いたのでトムヤムクンのスープとフィッシュカレー、それからカキ入りのオムレツを注文することにした。

それにしてもやはりトムヤムクンは食べ慣れないもので、初めてバンコクを訪れたときにまったく受け付けず、若干気持ち悪くなった時のことを思い出した。

このタイ料理店のおもてには、パンプキンカスタードが今日のおすすめスイーツということで載っていたので、食後にそれを頼んだのだが売り切れていると言われてしまった。

実を言うと、今日タイ料理を急に食べようと思ってやってきたのは、このパンプキンカスタードが目当てだったので、かなり残念なところではあった。

何かほかにおいしそうなスイーツがないかということでメニューを見てみたが、あまり期待のできそうなものはなく、ケーキが陳列されている棚を見たが、こちらも悪い意味でタイらしいケーキのようだった。

タイの場合、かなりこだわって作られたケーキ、例えば外国人向けの店で出されるようなものでないと、口が裂けても美味しいとは言えないものが出てくる。

ということで、この店でスイーツを食べるのは諦めてホテルに戻ろうと思ったのだが、どうも口元が物寂しい。

すっかりパンプキンカスタードを食べる口になっていたので、このままホテルに戻ってもイマイチ釈然としないものが残る。

ということで、どこか適当な店はないかと思ったのだが、夕食の時間帯にレストランでデザートだけ食べるのも少々迷惑な話だろうし、甘いものを置いているカフェを探すことにした。

そして、歩いているうちにカクテルでも飲みたいと思い始めて、急にマティーニかサイドカーを飲みたくなったのだが、結局バーよりも先にカフェが見つかった。

場所はHuay Kaew RoadとNimmanahaeminda Roadが交わる場所。

つまりMAYAライフスタイルショッピングセンターがある交差点の、池袋大勝軒というラーメン屋の近くにあるKafe Vinoというカフェ兼ワインバーのようなところに入って、ラズベリーチーズケーキを注文することにした。

しかしながら、悪い流れは連鎖するもので、ここのチーズケーキが思いのほか小さく、ますます欲求不満になってしまい、なにか他に飲もうかと思ったのだがマティーニもサイドカーもそれ以外のカクテルもなく、ワインはあるのだが、スパークリングワインが置いていない。

そこで変な意味で火がついてしまい、通りを渡ってMAYAショッピングセンターに行って地下のリンピンスーパーでシャンパンを買って、ホテルに戻り飲むことにした。

その前にMAYAショッピングセンターの外側に夜市が出ていたので、そこでポップコーンを買っていくことにした。

ポップコーンを食べるのは2〜3年ぶりになる。

他に焼き鳥やタコ焼きなどもあったが、すでに食事は済ませていたので今回は見送り、リンピンスーパーではシャンパンの他にペッパー入りのチーズを買って、ホテルに戻りのんびり飲むことにした。

ちなみに、リンピンスーパーはチーズが充実していて、ベリー入りとか何種類かフルーツ入りのチーズも置いてあったので、この辺りは機会を改めて試してみたい。

今回はベリー系のチーズケーキを食べた直後だったので、甘そうなチーズではなくてペッパー入りのものにしてきりっとしめることにした。

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