ドンムアン空港はなぜ食事が貧相なのだろう


バンコクから他の街に空路で移動する場合、LCCだとかなりの割合でドンムアン空港を利用することになる。

例えばエアアジアもそうだし、ノックエアも同様。

それに対して、ベトジェットやタイガーエアーはLCCでもスワンナプーム国際空港を利用することになる。

今では古い空港となってしまったドンムアン空港の利点としては、スワンナプーム国際空港に比べるとパスポートコントロールが混んでいないので、比較的スムーズに入出国ができる点。

それに対してデメリットとしては、空港まで電車で行けずに、モーチット駅からバス、またはタクシーを使わなければいけないことと、ちょうど食事時のフライトになると、食べるのに困るということがある。

思い返してみると、私が初めてバンコクを訪れたのはシンガポールからタイガーエアーでスワンナプーム国際空港に行ったときだった。

シンガポールのチャンギ国際空港といい、バンコクのスワンナプーム国際空港といい、あまりにも現代的で清潔、かつデザインもきれいで大型の空港に東南アジアの発展ぶりを垣間見る思いだった。

ちなみに、その時には2人の知人と同行していて、一人はシンガポール在住の日本人でエステや美容系の実店舗を日本に何店舗か持ち、オーナーとなりながらシンガポールに移住した人だった。

もう一人は当時の私と同じようにマレーシアのジョホールバル在住のマーケターで、現在は四柱推命に携わったりしている。

彼は香港や広州で駐在員をしていたこともあり、その時代に何度もバンコクに来ていたということだが、スワンナプーム国際空港は初めてだと言っていて、あまりに雰囲気が違うので驚いていた。


初めてドンムアン空港を訪れた時の印象

それに対して、ドンムアン空港を初めて使ったときがどこからの移動だったのかは覚えていないが、エアアジアのフライトだったことは記憶している。

その時の第一印象はなんと閑散としていて薄暗い空港だろうというものだった。

もっとも、これはアライバル側のエリアだったからというのも一因に挙げられる。

デパーチャー側に関しては、ドンムアン空港であっても華やかとまではいかないが、もう少しきれいになっている。

そして、今回はフライトの時間の関係で、ランチの時間帯にドンムアン空港に行かざるを得なく、いざとなれば食事は一食抜いてもいいと思っていたが、思いのほかスムーズに到着できたので時間もあり、レストランフロアにあがってみることにした。


レストランが充実していない

5店舗ほどしかないそのエリアの店揃えは決して魅力的とはいえず、銀だこで済ませることにした。

ちなみに、銀だこは海外展開を積極的にしており、タイだけでもバンコクはもちろんアユタヤでも見かけた記憶がある。

しかしながら、その銀だこの店員も昼の12時を過ぎていてかき入れ時であるにも関わらず、全くやる気がなく、誰一人として立ってすらいない。

椅子に座るにしても背筋を正して座るような感じではなく壁にもたれかかって、ほとんど寝そべるのに近いような状態で待機しているのをみて、彼らの作ったものは食べたくないと思った。

結局、そのままチェンライ行きの便に乗るためチケットカウンターに行き、荷物検査を受けて出発側のゲート近くで何かを買おうかと思ったが、あまりおいしそうなものがない。

結局妥協してサンドイッチを買ったのだが、案の定味はいいとはいえず、いっそのこと食事を抜いたほうがよかった。

どうしてここまで店が充実していないのかが理解できないが、ドンムアン空港に関してはバンコクの中でもB級のチェーン店の水準を満たしていれば出店OKという姿勢でいる印象だった。

フライトによっては空港で食事をとるのがちょうどいいことが度々あるが、ドンムアン空港はその時に不満が残るのが少々残念なところ。

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