マカティのレガスピ・サンデーマーケットに行ってきた


私が住んでいるマカティではレガスピ・サンデーマーケットという市場が毎週日曜日になると立つ。

普段は駐車場として利用されているところが、土曜日から準備を始めて毎週日曜日はさまざまな飲食店が並び、民芸品・雑貨も販売されている。

というのも、このエリアはフィリピンの中でも商業地区にあたるため、平日は勤め先にやってきたビジネスマンの人通りが多く、車の交通量も多い。

これが土日になると途端に交通量が減り、車もほとんど通らなくなる。

そのため駐車場もガラガラになっているため、どうやらそのスペースを有効活用するために行っている模様。

レガスピ・サンデーマーケットに行くと、スペイン料理やイタリア料理といった洋食を食べることもできるし、もちろんフィリピン料理も販売されている。

ほかにも果物を販売していたりもするが、こちらは特に価格が安いわけでもなく、鮮度もお世辞にも高いとは言えない。

以前にイチゴを買ったときには、三分の一ほどは腐っていた。

料理にしても特に金額が安いわけではないので、一般的なレストランに行っても同じくらいの価格で食べることはできる。

そういった意味で言うと、お祭り気分が味わえるというだけで、暑い屋外で食事をしなければいけないこともあり、あまり条件が良いという訳ではない。

ということで、何回かこのレガスピ・サンデーマーケットに行ってみたものの、最近は通りがかってもそのままスルーするようになってしまっている。

お祭り気分といってもさすがに毎週やっているだけに飽きてくるし、特別感はない。

この点は台湾の夜市と同じだが、台湾のように食事が安いわけでもなく、昼間にマーケットが開くので暑い。

規模も決して大きいわけではないので、フリーマーケット的な感覚のほうが現実に近いと思う。

そうなってくると、何度足を運んでも楽しいというものでもなく、今では日曜になってもそのマーケットが開かれている横を素通りして、そのままリトル東京に和食を食べに出かけたりすることもある。

そして日曜の夕方頃になると解体作業が始まって、また翌日の月曜日には駐車場としての利用に戻っている。

ここまで交通量が激減するのであれば、確かに駐車場にこうした利用の仕方を割り当て、有効活用するのは納得できる。

日曜になるとマカティから人が激減することは、実際に道を歩いていてもわかるし、24時間営業している一部のファーストフードチェーンですら日曜日は閉まっていることも多い。

こうしたことからも如何にマカティが平日と日曜日でまったく別の側面を見せるかということが窺い知れる。

最初の頃はこういったことを知らなかったので、日曜日になるとフィリピン人は宗教上の理由で働けないのかと思っていたりもした。

しかし、これはあくまでもマカティがビジネスエリアという事情のため人がいなくなることから、レストラン等も営業をやめているだけであることが今では分かった。


■レガスピ・サンデーマーケットの基本情報
住所:Legazpi Village, フィリピン Metro Manila, Makati


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