マクタン空港近くに新しいシューマートが完成していた


今回のセブ滞在の最後は、マクタン島の川が海に流れ出る辺りのホテルに宿泊していた。

そこは敷地の中にうさぎも放し飼いにしてあって、随分と人懐っこく、足元まで駆け寄ってきてこちらの様子をうかがっていたりする。

たまたまこのホテルが日本人オーナーであるということがわかり、話をする機会があったので、このうさぎについても聞いてみたが、これは野うさぎではなくて、ペットとして飼っているということだった。

このホテルは無借金経営で、元々日本で行っていた事業の資金を使って、オーナーが整地から建物の建築まで行ったという。

本格稼働してからすでに2年以上が経っていて、オーナー自身もホテルの敷地の一角に自宅を構え、マクタン島で暮らしている。

色々と話すことができて、昼食をごちそうになったりして、最初はマクタン空港まで行くのにタクシーを呼んでもらう予定だったが、ホテルのオーナーが車で送ってくれるということだったので、お言葉に甘えることにした。

この辺り一帯はタクシーやトライシクルもほとんどない状態で、タイミングによっては、ホテルの前にトライシクルが一台だけ停まっていたりとか、そういった状況。

そのため、無策で路上に出てもタクシーを拾うことは出来ず、基本的にタクシーを呼んでもらうにしても、ホテルで電話をしてもらう必要がある。

滞在中にホテルの敷地からふらふらと出て散歩をしていたら、バイクタクシーを勧めてくる人はいたが、さすがにスーツケース等の荷物を持って乗るのは、リスクが大きすぎて割に合わない。

実は1度だけパングラオ島滞在中、人を待たせていた上、トライシクルが捕まらなかったので、バイクタクシーにスーツケースも持った状態で乗ったことがあったが、1kmぐらいの距離であっても、寿命が縮む思いだった。

さらに言えば、その時は洗濯をランドリーに出していたので、普段よりもだいぶ荷物は軽く、スーツケースの方が手提げのかばんよりも軽いというかなり不思議な状態だった。

そして、パングラオ島の場合は、マクタン島に比べて圧倒的に交通量が少ないので、そういった意味でスーツケース等を持って、多少バイクの横の部分がかさばっていても、あまり影響はない。

しかしながら、マクタン島でそれをやるのは勇気があるというよりは、ただ単に無謀であるようにしか思えなかった。

そんなわけで、オーナーが車で空港まで送ってくれるのはとても助かったが、その途中でシューマートの看板を見つけて、こんなところに店舗がなかったはずだという話があった。

そして何ヶ所かに看板は設置されており、最終的に空港に行く道中で、実際の店舗を見つけることができたが、どうやら新規でオープンした模様。

地元で暮らしている人でも、全ての状況を把握できないほど、セブやマクタン島はどんどん発展している。

これは、新規の住宅だけではなくて、商業施設においても言えること。

マクタン島だとマリバゴグリルやLantaw Native Restaurant、Bella's Bites Soups and Salads等、レストランもレベルの高い店が少なくない。

フィリピンの発展の勢いの一端を垣間見た思いだった。


空港に着いてからは相変わらず、手続きが面倒で、出国の際はトラブルタックスや、ターミナルフィーをそれぞれ別に払わなければいけない。

そのたびに、手に持つレシートが増えていくし、財布は出し入れしなければいけないしで、このあたりはフィリピンを出国する際の面倒なところ。


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