モントリオールのモンロイヤル公園にやってきた


モントリオール美術館に行く予定だったが、小高い丘が見えたので、先にそちらの方向に行ってみることにした。

10月ももう終わりということですっかり紅葉の時期になっていて綺麗だったのと、そちらに大きな公園があるという話だったし、すでに目前に見えているのであれば道に迷わないということで、急遽道を右折して方向転換をした。

そして山に入ってみると、多くの可愛らしいリスが生息していることがわかった。

このモントリオールのリス達は、オタワとは違って黒い毛ではなく、栗毛色のいわゆる日本人がリスと言われて思い浮かべる色をしている。

しかも、1匹や2匹ではなくて、モンロイヤル公園の上の方に行くと、無数にリスが出てきて、突然ガサっと葉を踏み分ける音がしたと思うと、だいたいそこにはリスがいる。

そして、ちょうど秋の時期なので、冬になる前に冬眠に備えて栄養を摂っているのか、とにかくそこら中で食事をしているリスを見かける。

木々が生い茂っているので、木の実が豊富なのかもしれない。

とにかくカナダでリスを見かけると、常に何かを食べている場面に遭遇する。



天候が読めないモントリオールの空

カナダに来てから基本的に天候は不順で、昨日も今日も基本的に晴れてはいるものの、時折雨がぱらついたりする。

モンロイヤル公園に来てからも、パラパラと雨が降ってきたと思ったらすぐに止んだりと、かなり読みづらい天気になっていて、そこら辺はイギリスに似ている感じがする。

カナダというとイギリスからの移民も多いので、彼らにとってはこういった気まぐれな気候はお手の物というか、先祖代々の物に似ているので、かえって落ち着くのかもしれないが、日本人としては少々やっかいなところ。

道行く人たちは雨が降ってくると、フードをかぶって傘をささずにやり過ごすことが多いが、私の今来ている服にはフードがないので、雨が降ってきてもそのまま我慢するか、折り畳み傘を広げるかの2択になる。

そしてせっかく傘を広げても、1分と経たずに止む場合もあれば、どんどん雨が強くなってくる場合もあって、そこら辺の天候の予測は空を見てもあてにならない。

先程もTapeoでディナーを食べて外に出る際に一度傘を開いたものの、申し訳程度に雨がパラパラ降っただけですぐに止んだので、再び鞄の中にしまうことになった。

モンロイヤル公園はモントリオールの西部に位置しているが、市内からすぐにアクセスできる場所にあるし、地図でみる以上に近くにあった。

地図の場合、縮尺がどのくらいかということによって、距離感がだいぶ変わってくるが、様々な地下鉄駅から歩いて行けるし、ポルトガルのリスボンでモンサント公園に行くよりも、はるかに楽に辿り着けることができた。

今日が日曜日ということもあってか、モンロイヤル公園を歩いている人はかなり多く、家族連れやカップル、さらにサイクリングの人とか、様々な人がここの道を楽しんでいる。

こういった光景を見ると、モントリオールはかなり暮らしやすい住環境を備えた街なのではないかという感じがしてきた。

実質的にこの町にいるのは今日が最終日で、明日はただ移動するだけの日となるので、今日のうちに改めて色々と視察しておきたいと思う。


■モン=ロイヤル公園の基本情報
住所:1260 Chemin Remembrance, Montréal, QC H3H 1A2
電話番号:+15148438240
開園時間:月曜〜木曜は6時〜0時、金曜〜日曜は8時〜22時
HP:https://montreal.ca/en/places/parc-du-mont-royal


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