プラハでなかなかホテルが見つからなかった


プラハにやってきてからホテルはあっさりと見つかることが多かったし、2ヶ所のホテルが気に入ったので、その一方で連泊する形で滞在していた。

しかしある時、土曜日になって急にホテルの空室率が下がり、今まで気に入っていた2つのホテル両方とも満室で泊まることができない状況になってしまった。

そして、すでに泊まっていたホテルの近くには、あまりホテルが多くなかったということと、Hotels.comやアゴダに登録しているホテルはさらに限定的になっていた。

何軒か実際に足を使って訪れ、フロントの人に交渉してみたものの、全てのホテルで満室だと断られてしまった。

そういったこともあったので、普段は使っていないBooking.comを見てみたら、プラハのその土曜日の満室率が、92%に達していた。

何かの展示会でもあるのか、あるいはイベントがあったのか、そこら辺はよくわからないが、その土曜日も普通に町をブラブラ歩いていたところ、特に変化が見られたわけではなく、ごく普通の土曜日に見えた。

日本でもジャニーズの嵐のライブがある日は、その地域のホテルの空室率が急激に下がることは有名だが、似たような現象がプラハでも起こっていたのかもしれない。

結局なぜこの日だけ異常に空室率が低かったのか、真相は謎のままだが、時々こういった事態には遭遇する。


ホテル探しがさらに難航することも

プラハの空室率が低かったのはこの日だけだったので、まだマシな方で、ハイシーズンのダブリンにおいてはそういった状況が何日も続いていた。

さらに、アイルランドのゴールウェイやベルファーストまで同じ状況になって、アイルランドの中で手頃なホテルを探すのが難しくなってしまった時期もある。

そういったことに比べれば、特定の1日だけですんだのはまだ寛容に受忍できる出来事と言える。

結果的には、booking.comであまりレビューの評価が高くないホテルに1泊だけ妥協して泊まることにした。

プラハのメトロを1度だけ乗り換えて川を渡り、中心部の北側にあるホテルで、案の定あまり素晴らしいホテルであるとは言えなかったものの、一応一晩過ごすぐらいであれば我慢はできた。

そこからまた気に入っているホテルに戻ることにした。

こちらのホテルの周りは、非常に緑が豊で静かな場所。

唯一の難点は、10分ほど歩かないとレストランがないということと、徒歩圏内にあるレストランは基本的に全ての店が喫煙可能なので、たばこが煙たく、快適に食事ができる禁煙のレストランを探すとなると、トンネルをくぐって南の方に向けて歩き回らないといけないため、片道25分から30分ほどはかかってしまうということ。

そのくらい歩くのは旅行中であれば珍しいことではないし、歩くこと自体は嫌いではないので全然かまわないと思う一方で、毎日同じ道を歩くだけというのはあまり興味をそそるものではない。

しかも、かなり長いトンネルを抜けることになるが、そのトンネル内でも喫煙する人がかなり多いので、決して空気がきれいなわけではなく、トンネルなので空気が抜けることもなくよどんでいて、それもストレスの原因になっている。

どうもチェコという国は喫煙率が高く、受動喫煙等の防止意識は下手をすると東南アジアの新興国よりも低いのではないかと思う。

それを考えると、今後チェコという国をどのようにして活用していくかということに、簡単には取り除けない暗雲が立ち込めてしまう。


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