
海外送金サービスであるペイフォレックスの規約が変わり、日本円で香港に送金ができなくなってしまったので、仕方がなくHSBCフィリピンを経由し、そこからグローバルビューを使って日本円のままでHSBC香港にお金を移し、その段階で香港ドルやUSドル、ユーロなどに両替をする流れにした。
そして、セブでの家賃の支払いや、部屋の清掃代、さらにフィリピンの不動産の支払いなどの小切手を切っていることもあり、HSBCフィリピンのペソ口座にある程度のお金を移し替えなければいけないことになった。
ということで、ペイフォレックスにて、日本からHSBCフィリピンに移しておいた日本円の一部をペソに両替しようと思ったが、口座内でエラーが出る。
詳しい情報は出てこずに、コンタクトを取るようにというメッセージしかでてこない。
そもそもHSBCフィリピンは、以前だったらネットバンキングのインターフェイスが香港と大して変わらなかったのに、今ではそこからどんどん離れてきたことによって、ますます使い勝手が悪くなっている。
そもそもフィリピンの銀行に期待はしていないし、HSBCフィリピンなんて、HSBCグループの面汚しと言ってもいいほどに使えない銀行なので、なぜ独自性を追求して改悪するのか意味がわからない。
といっても、とりあえず小切手の支払いには使わざるを得ないので、コンタクトリクエストを何回か飛ばしてみたが、一向に返事が帰ってこない。
返ってこない返信
このコンタクトリクエストというのも、ネットバンキングから申請することになるが、それを見ているのがプレミア口座の担当者のみなのか、それ以外のスタッフが見ているのかは不明。先日は、担当者から小切手の件で連絡が来たこともあり、その返信で先週に送ったコンタクトリクエストの返事が未だにこないことも伝えておいたが、それはメールで送ったのか、それともネットバンキング上でメッセージを送ったのかというどうでもいい返事が来ただけで、常識的に考えて両方調べれば済む話なはずだが、バカバカしいので無視していたら、案の定それ以降返事も来なかった。
そして、改めて数日前にコンタクトリクエストを送っておいたが、それについても全く返事が来ない。
的はずれな回答
しかたがないので電話をして聞いてみたが、住所や電話番号、アカウントナンバー、生年月日などをごちゃごちゃ聞かれた挙句、結局ネットバンキングのセキュアメッセージで、資金移動の規制を解除するようにメッセージを送ってくれと言われただけで、そもそも細かい情報を伝える必要があったのかどうかも甚だ怪しい。そして言われたとおりセキュアメッセージで送ってみたが、結果として返ってきた返答が、住所がフィリピン国外になっているため、非居住者の両替には規制がかかっており、もし両替を希望する場合には、返信する形でその旨を書いてくれという記載が戻ってきた。
しかし、それはそれですっとぼけた話で、そもそも口座開設時の住所はマニラになっているし、それ以降変更もしていない。
実際はセブに移住しているのでマニラの住所はすでに使えなくなっているが、彼らが把握しているとおり、私の住所はフィリピン国内にあってフィリピン居住者であるということで、非居住者扱いをすること自体もおかしい。
しかし彼らにこれ以上付き合っていても時間の無駄になるだけなので、とりあえず金額を指定して日本円からペソに移しておいてもらうように依頼をしておいた。
こんなことは同じHSBCであっても香港であれば考えられないことだし、ブランド価値を考えるといっそのことHSBCはフィリピンから撤退したほうがいいのではないかと心から心配してしまう。