
タイ国内で展開しているチェーンにMKというタイスキの店がある。
これはバンコクばかりではなくて、アユタヤやプーケット、ウドンタニにも進出しているし、それぞれの場所で店に入ったこともある。
通常のMKと、MKゴールドという食べ放題の店と2種類店があって、それぞれ独立している。
私の場合、元々の食が細いので、MKゴールドよりは通常のMKに行けば十分。
MKはベジタブルセットがあるので、基本的にそれを選んで、プラスアルファで他の具材を選んでいる。
ちなみにベジタブルセットも料金が安いので、小と大であれば大の方を選ぼうと思ったが、1人であれば小で十分だと言われ、頼んでみたら実際にその通りだった。
私の場合最近は、そのベジタブルセットと、MKの場合は内臓関連が多いので、豚のハツやレバーなどのホルモンを一緒に食べることが多い。
どうしても外食ばかりだと栄養が偏ってしまうし、野菜を食べようと思っても、マレーシア滞在時は油まみれの野菜炒めが出てくるので、それが体にいいのか、かなり疑わしい。
しかしながら、タイスキは鍋の中に野菜や肉を入れて煮込むものなので、大量の油を使うこともないし、とてもヘルシーで胃腸にも優しいメニューとなっている。
こちらはタイ国内でも非常に人気で、人の多いショッピングモールの中にあるMKは、だいたい夕食時になると満席になっていて、ちらほらと店外に人が待っていたりする。
最近行ったのは、ホイクアン駅とタイランドカルチャーセンター駅の間にある、Bic Cというショッピングモールに入っているMK。
ここはあまり大きくないので、夕方6時過ぎでも待たずに入ることができた。
ちなみに、アソックにあるターミナル21の中にもMKがあるが、こちらは同じぐらいの時間であっても、待たないと店に入れないこともある。
通常、ファーストフードチェーンというと、KFCやマクドナルドのような、体にあまりいいとは言えないものを連想しがちだが、MKの場合はそれとは全く異なっている。
もっとも、出てきてから鍋で煮込む方式になっているので、別に素早く食べられるわけではなく、これがファーストフードというくくりに入るのかどうか自体も、かなり曖昧。
料金も手頃だが、ファーストフードとは少々ポジショニングが違うようにも思う。
何にしても、味も安定しているので、タイスキを食べたい時には、とても重宝している。
MKは日本との関係も
ちなみに行ったことはないが、日本にも展開はしているらしく、日本の場合には、しゃぶしゃぶダイニングMKという名前で営業をしているらしい。さらに言うと、MKはやよい軒も経営している。
やよい軒もタイ国内でチェーン展開しているレストランだが、こちらはその名の通り日本食の店。
どうやらプレナスとタイのMKが相互にフランチャイズの契約をしているらしく、タイのやよい軒の看板をよく見てみると、MKという文字が刻まれていることがわかる。
両者はシンガポールにおいて会社を共同で持っており、ここではほっともっとやMKを経営しているということ。
シンガポールでそれらの店を見かけたことはなかったが、どうやらそういうことらしい。