現地に行っても各国の通貨に見覚えがない


これまで色々な国に行ってきたが、もう一度その国に行くことになると、前回使い切れなかった分の通貨を持参することになる。

例えば今回で言えば、オーストラリアにやって来て、それからマレーシアやインドネシアに行く予定なので、それらの国の通貨を予め準備しておいた方が便利。

しかしながら、それぞれの国の通貨は必ずしも見覚えがあって一発で分かるものばかりではなく、むしろ一回行ったくらいの国であれば、ほぼ分からない。

お札や硬貨にはっきりとその国の名前が書いてある場合は良いのだが、そうではない場合もある。

実際、今回インドネシアルピアを見ていたら、そこにはインドネシアと書かれていたものの、同じくらいの大きさの金額で、他の通貨がもう一つあった。

おそらくラオスではないかと思うが、そちらには英語では何も書かれておらず、現地語でしか記載がないので、私が見ても分からない。

こういった場合はインターネットで画像検索をすれば一発で見比べることが出来るが、ネット環境が悪い状態においては、それすらも出来ない。

実際、メルボルン最後の夜はネットが使えないホテルだったので、外に出ていかないとインターネットを使うことも出来ず、便利な環境とは口が裂けても言えない状態だった。

こういったことは少なからずあるので、実を言うと通貨は普段から見慣れているようで、意外にも忘れてしまうもの。

もっと言えば、フィリピンにいたっては一年間済んだにもかかわらず、二か月ほどしてパッと見た時にどこの通貨かと一瞬、疑ってしまった。



各国通貨の保管方法

こうして考えて見ると、その国の通貨の名称が分かるようにポストイットをつけておくとか、もしくは国ごとに封筒を分けておいて、封筒にどこの国の通貨かを書いておくという工夫をした方が便利なのではないだろうかと最近は思い始めている。

しかしながら、そういった小まめな習慣を実現できるほどまめな性格ではないので、どうしても大雑把になってしまう。

今回のインドネシアに関して言えば、とりあえずジャカルタに行って明らかにインドネシアルピアと思われるものを先に使うことになる。

その後、ラオスの通貨と思われるものが本当にそうなのか、ただ単にインドネシアの通貨が色々とデザインがあるだけではないかも確認する必要がある。

実際、香港ドルの場合は、どこの銀行が発行しているかによってデザインが大分違う。

こういった例外もあることだし、無駄にお金をATMから下してしまって、手持ちの現金が大きくなってしまい、リスクばかりが大きくなることがあるので、気をつけておきたいところ。

ATMを使って現金を引き出すことは簡単でも、使わなかった分を戻すことは出来ないので、出来るだけ現金を持ち歩きたくない私としては使う額とATMから引き出す額をぴったりにしたいが、実際にはなかなかそうもいかない。

余ったお金はその国に再び行くまで寝かせておくことになるし、旅行中に何かトラブルに巻き込まれれば、失ってしまう可能性がある。

しかしながら、その国を旅立つまでいくら必要になるかというだいたいの予算はあっても、やはり余裕を持っておかないと緊急事態に備えられないので、どうしても無駄になってしまう部分が出てしまう。

頻繁に自宅に戻るのであれば、そこにお金を置いて来れば済む話だが、余った他国の通貨を持ってさらに移動するということになると、無意味にリスクばかりが高まってしまうので、個人的には考え物だと思っている。

かといって両替商に行くのも、不利なレートで両替するわけで、交換すればするだけお金が目減りしていくのも、それはそれで一つの問題。

この辺は考え始めると根が深い。


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